まずPET-CTの検査から始まりました。
癌があると、その部分は光るそうです。
「色々なところが、光ったらどうしよう・・・。」
私にとっては1番不安な検査でした。
私は、以前MRIを受けたことがあり、その時、途中で眼を開けてしまい、パニックを起こしそうになりました。
どうやら「閉所恐怖症」のようです。
技師さんは、機械のあるお部屋へ連れて行ってくれて、まず様子を見せてくださいました。
「大丈夫そうですか?時々やっぱり止めますと言ってお帰りになる方もいらっしゃいます。注射をしてからだと少し被爆しますので、どうするか決めてください。また予約を取り直すと、2か月後になりますよ。」
当然、「今日、受けます。」とお願いし、固く眼を閉じて頑張りました。
3日後の、MRIは全然平気で受けることが出来ました。
週が明け、いよいよ結果を聞きに行く日です。
夫と2人で話し合い、「最悪」の結果までシュミレーションして出かけました。
PHSが鳴り、2人で説明室へ入りました。
先生はPCのモニターをじっと見ていらっしゃいました。
先生「手短かに言います」
私「・・・。」
先生「kaorinさんはどこも光っていません。うちの病院のPET-CTは特に感度が高いので、癌ならば少なくても卵巣は光るはずです。」
全身の力が抜けました。本当にホッとしました。
私「でも、マーカーが高いですよね」
先生「今日はCA125も1012なので約500下がっています。癌があると下がることはあまりありません。良性でも2000~3000ぐらいの人はいますよ。90%は良性だと思うけれど、手術はしたほうがいいと思います。どうしますか?」
私「お願いします!」
夫も本当に喜んでくれました。病気が発覚以来、はじめて食事がのどを通りました。
でも、腫瘍マーカーはこんなにも激しく上下するものなのでしょうか?
子宮内膜症のせいかもしれません。