15cm以上の大きな子宮筋腫持ちの中、自然に妊娠…その時すでに37歳でした。

結婚したのが36歳だったし、もともと子宮内膜症とか、小さい時に腸の手術をしたりとかで、自分は子どもを産めないんじゃないかと半分思っていました。

そこに子宮筋腫が発覚したので、本当にこの妊娠には驚きました。

嬉しい気持ちよりも何よりも不安で一杯で…。

 

 

 

そんなわけで迷いなく、退職しました。

 

デスクワークだったし、正社員だったし、今思えば辞めてもったいなかった…という後悔もあります。

でも当時は、仕事を続けるのがストレスになりそうだったし、体調に不安を感じながら働くことに強い抵抗がありました。

休むのも言いづらかったし…。

約15年も昔となると、今ほど妊娠・出産に対して寛容ではなかったですからね。

 

自分だけが体調を崩すならばともかく、もうおなかの中に命があるわけですし。

まだ母性が芽生えるほどではなかったけど、その命を失ってしまうことを想像するととにかく怖かった記憶があります。

 

 

そう思い返すと、ここから健康を意識し始めた気がします。

 

昔はヘビースモーカーだったし、結婚前は毎日飲み歩いていました。

1人暮らしの頃は、家だって毎日ビールをリットル単位で飲んでたし笑い泣き

父も胃がんで胃を3分の2も取ったし(完治したけど)、心筋梗塞で突然亡くなったので、私もヤバいかな?と思っていつつも、悪しき習慣はやめられませんでした。

タバコ自体は、妊娠する2~3年前にはやめられたんですけどね。

 

そのような自分史もあったから、余計に無事に出産できないんじゃないか?という不安と恐怖を抱えたんだと思います。

 

なので退職し、そこからはひたすらソファで横になる日々。

大学病院のハイリスク産科に紹介され、妊婦健診も人より周期が短く、頻繁に病院に通いました。

特に絶対安静と言われはしませんでしたが、安定期に入ってからも運動などはまったく勧められず。

マタニティヨガとかスイミングとか、そういうキラキラした妊婦生活とはまったく無縁でしたね…知らんぷり

 

 

でも、それでもこの時はまだ良かったんです。

普通に痛みを感じることもなく、生活できていたので。

 

もう大丈夫だろう!と安心しはじめた妊娠8ヶ月頃、子宮筋腫が暴れ出し、緊急入院となったのです…。

 

 

 

 

 

健康を意識し始めた年齢

 

Ameba健康部