初めて行く病院は緊張する
ましてや産婦人科で
内診もする前提で
行くとなると
どれだけ評判が良かろうと
気が気ではないものでして
朝一番に訪れたつもりが
人気のクリニックなだけに
すでに人が何人も居て
それはそれで少し安堵して
待合室にあるハーブティーと
真面目な中身のハチミツ飴を
食べたり飲んだりしながら
せわしなく
自然療法のマガジンやら
お料理のレシピ本なんか読んで
緊張を紛らすワシ
中に通されると
ワシの記憶よりも先生は
白髪が増えていた
台に上がって内診をしたら
「妊娠で間違いないですね。」
と淡々と言われて
「先生が座っている椅子が
くるりとこちら向きになって
『おめでとうございます』
とかじゃないのね」
なんてことを思いました
診察台の隣のモニター画面で
くるくるとポインターを動かして
「まだ赤ちゃんは見えないけど
これが赤ちゃんが入る袋です」
と教えてもらいました
「赤ちゃんが入る袋って
子宮とはまた違うものなのか
帰ったら人体図鑑を見よう
体の勉強していたはずなのに
体のことが良くわかってない」
そんなこんなで
「これ読んでおいて。
赤ちゃんも産まれる準備をする
その間にお母さんも
お産に向けて心の準備をする。」
「うち分娩の設備がないから
お産の時は別の産院になるから。」
「え
産婦人科って産婦人科って…
出産できない病院も
存在してるのか」
「あと夜中や緊急の時は
私の携帯電話か出ないようなら
ここの病院に連絡をするように。」
と2件の病院を指定して
連絡先を教えてくださいました
そしてここの掲示板のポスターに
友人の名前を見つけて
数年ぶりに連絡をし
無事に後日再会をしました
この日は午後からネイル
さらにそのあとは
久しぶりにアネキチとお茶
という怒濤のスケジュール
昨年のバレンタインデーの
事でございます
viva 懐かしい
ばーい