母とJAZZライブハウスへ | かこの顔コリほぐし

かこの顔コリほぐし

                   コリをほぐして「ふわっとつや顔へ」

一泊で徳島に帰省していました。

膠原病のせいで視力がでずらくなっている母

足も弱ってきていて

時々見舞う感じで顔を見せに帰ります。




夕方頃母が

「スゥイング(徳島のJAZZライブハウス)行って

生の音楽聴きたいんよなー

ママさんともお話したいしー

でもあそこ階段のぼらなあかんし

暗いけんなかなかよう行かんのよー」と



じゃあ一緒に行ってあげるわ

ということで行ってきました。



いや、階段は急ちゃうし

明かりもついてて暗くないし

でも身体が不自由だと

そう感じてしまうのですね


ママさんと再会を喜び合う母






その日はセッションデーとのことで

ピアノ、ベース、ドラムに

素敵な女性がボーカルとして参加して

いらっしゃいました。


お酒は飲まないとほんとに飲めなくなる

これではいけないから

なにか少し飲んでおくという母



若かりし頃にバーで飲んだ

アレキサンダーをアルコール弱めで

とオーダーしてました。



アレキサンダー美味しい!

私は初めて知りました。







「歌がうたえるっていいなー

私もそんな風に歌えたらいいな」という母に



「歌ってくださいよ。

今日はセッションデーですもの。

ぜひ聴かせてください。」というママさん



何やったら歌える?と聴くと


「ケセラセラ」かな。と

もちろん歌詞をそらで覚えているわけでは

ないので

私がスマホで検索して歌詞をみせたのですが

スマホの画面がみえません。



早速ピアノとベースの方は

コードを確認しあってくれています。




文字が見えないので

歌えません 

また次回にします と言うと




ボーカルの方が

ママさんから紙をもらい

マジックの太字で歌詞を書いてくれました。

そこまでしてくださるんならとなって

歌うことに







右のボーカルの女性にフォローして

いただきながら

なんとか歌い終える母




皆さんに見守られながら

生バンドで歌えて

幸せーーと





母は音楽のある環境にいると

とたんに生き返ります。

特に音楽で自分自身を表現できている

人に出会うとインタビューしまくります。



相手の方もおばあさんが熱心に質問

してくるので

とても丁寧に真摯に答えてくれて

ますます話に花が咲いています。



このお店はママさんのお人柄が良く

JAZZが根っからお好きで詳しく

そんなママを慕って来られている方も

素敵な方たちでした。


マジックで歌詞を書いてくださった

ボーカルの方も

ほんとに優しい気遣いをしてくださって

ありがたかったです。


この方の口の開け方、歯並び

微笑み方が本当に美しく

私が生でみた中で1番口元が

お綺麗な方でした。

こんな風に口を開けられると

たるみなしだなと感心しました。




翌日、桜茶屋というカフェに行ったのですが

そこでこんなTシャツが売られていて

「このTシャツ着てまたLIVE行かないと!」と





張り合いできてよかったね。



また連れて行くからね。



どんな時も母を支えたJAZZ

また素敵な思い出ができました。