今日は心がザラザラとして、トゲトゲしてるので、
ニュースは消して、梅の木をぼっーと眺めました。
【下り坂の人生】
それは、今27歳になった娘が、大学2年の春
突然大号泣をして、翌日から大学へ通えなくなった時
少しだけ落ちついた頃、娘が信頼していたゼミの先生に言われた言葉です。
「これからは、下り坂の人生を送りましょうね」
わたしから見ていても、高校3年生くらいから、
ものすごく頑張っているのが分かりました。
もう大学の入学式の日にも、疲れきっていました。
第一志望校に入学したにも関わらず、、、。
それからも、スケジュール帳に空白があると
落ち着かない。
もっと
もっと
頑張らなくちゃいけないと
言うようになっていました。
疲れきっているのに、
みんながやっているからとバイトをして、
みんなが、みんなが、と口癖のように言っていました。
そして、大学2年の春。
大学へ行かれなくなりました。
わたしが、パニック発作をおこした頃もそうだったと思います。
もっとちゃんとしなくちゃ！
もっとしっかりしなくちゃ！
お母さんなんだから。
発作をおこして、何も出来なくなって、
強制的に休まざる負えなくなりました。
頑張った分だけ、誰かに認めてもらえるんだと
幼い頃に学んだやり方をひたすらに続けてきたけれど、
もうそのやり方は、わたしには合わないから、
捨てていいんだと学んだ2年前。
下り坂の人生を送りましょうねと
言って下さった先生の言葉の意味を
やっと分かった気がしました。
もっともっとと、自分じゃない誰かになろうと
登って行かなくていい。
これは出来ない、
これはもう必要ない
さらっと認めて手放して。
もっともっとと足りないものを探して
登っていかなくてもいい
今生きているありのままのわたしで
身軽に
堂々と生きていい。
誰かに認めてもらわなくても、
自分で自分を認めてあげたらいい。
今日は庭の梅の木を見ていたら、そんなことを思いました。
娘は、それからも紆余曲折、あっちにぶつかり
こっちにぶつかりながら、自分を知っていきました。
来月には、彼氏が我が家に挨拶にくるそうです。
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4月
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