誰も 訪れることのない病室

冷たいシーツに 横たわり

西陽射す 窓を

ただ じっと 見つめるだけの


今  あなたの瞳に映るものは 何でしょう?


枕元に残されたのは

高級ブランド品でも 札束でもなく

愛でもなかった。



だからわたしは

本当に大事なものを 気づかせてくれた

あなたの生き様の証と なりましょう。



そして わたしは

数十年後

自分の枕元に

一冊の 日記帳を残すのです。


泣いたり 笑ったり 

子供たちと歩んだ 軌跡の本



自分の記憶が

薄れようとしていく中でも


きっと わたしは

西陽射す窓に 向かって


自分の本を 両手で 掲げながら

何度も何度も 読みふけり

目を細めて 微笑み

懐かしく 想いを 巡らすでしょう。



そして その時 思うのです。



わたしの歩んで来た 

長い長い日々は

これで 良かったと…。








昨日 次男が 卒業式🎓🌸を終えました。

4月から 新社会人になります。

母親になって 29年、シングルマザーになって

18年、何とか無事に育ってくれたこと

いつの間にか 逆に 支えられていたこと

感慨深く たくさんの感謝です。


そして

繋がっていてくれる人

支えられているんだなぁ…って。


そんなふうに

勝手に(なのかもしれないけれど💦)

思うのです。

ありがとう☺️