広島旅行に行ってからあっという間に2ヶ月近く経ってしまった
今日は10月末に行った戦後80年を巡る旅 広島、大津島編です!
広島には妹がおりまして、妹を頼って行きました
まず着いた日に広島平和記念資料館へ
高校生の修学旅行以来でした、とにかく閉館近くの時間に行ったのに物凄い外国人の方だらけでした。
決して狭くはない日本で、旅行先に広島を選び、この資料館に来る選択をしてくれたことに感謝の気持ちが芽生えました。
リニューアルしたんですよね?
高校生の時に見た記憶があまりなく、正直「なんだか随分綺麗になってしまったなぁ」という感じでした。
昔はもっとおどろおどろしかったというか、悲惨さが凄まじくて結構ショックだったというか
知覧に行ったりしたからかな、変な物足りなさを感じてしまいました。
やっぱりみんな一度知覧に行くべき
そして本当に物凄い外国人&館内が暑くて
外国人の皆さんも一つ一つじっくり丁寧に読んでるものだから、さら~っと見て終わってしまいました。
でも原爆投下からのこの復興力は凄まじい
私たちに忘れてはいけない歴史を伝える重要な街です。
翌日、今回の旅のメインである人間魚雷回天の島と呼ばれている山口県の大津島へ行ってきました
船に乗らないといけない小さな島で、まさか行ける日がこようとは…
付き合ってくれた妹にはマジで感謝です(途中殺されかけたけど
)
新幹線で山口県まで行き、そこから1時間に1本あるかないかの船で大津島へ行きました
瀬戸内海だからなのか、海はとっても穏やかで、船酔いなどの心配はなし!
正直あまり訪れる人はいないのだろうなと思っていたのですが
学生さんの団体や、若いカップル、女性のお友達同士などたくさんの人が訪れておりました。
色んなジャンルの方が戦争の歴史に触れるのはいいことだなと思いました。
着いてすぐによく見ていたでっっかい看板がお出迎え
うわ~来たんだな~という実感が湧きます
そして大津島回天神社がすぐあり、お参りを
御朱印もあるみたいなのですが、本土の方にある神社で管理しているそうで今回は諦め
旭日旗、初めて見ました…
島内は徒歩で回れます、てくてく海のほうに歩いていくと回天訓練基地跡に続くトンネルが
そのトンネル内にも写真など資料の展示がありました。
あと、回天を運ぶためのトロッコのレールの跡もくっきり
どんな気持ちでこのトンネルを通って訓練に向かっていたのかなぁ…
みんな嬉しそうな顔で回天と写真に写っていたりして、やっぱり名誉な事だったのかな
訓練跡地に着きました
この2階が指令室、下に細長いくぼみが二つありますが、これは回天の発射口では無いみたいですが
なんとなくここから出発したのかななんてイメージ出来ちゃいますよね
実際にはここからクレーンで吊り下げられて海に設置されます。
こんなに今でも跡がくっきり残っているんですね…
海と空が凄く綺麗な場所でした
80年前、あんなに悲しいことがあった場所なんて信じられませんね
今こうして幸せに暮らせていることの奇跡を感じずにはいられません。
次は今は公園となっているところなのですが
この柱が基地入り口の門だったようです
突然のどこでもドア
なんでこんなとこにどこでもドアあるんあろ?笑
自分が行きたい世界に行くという設定で、ドアの前で「私はこういう未来に行きます!」と設定してドアをくぐりました
そして次、軽い気持ちで山の上にあるという魚雷見張所跡に行こうとしたのですが
なんと往復1時間の登山でございました
とにかく動くのが嫌いな、とにかく家にいたい、寝ていたい妹様を!!!
登山させてしまった私は無事殺されかけました
本当にね、すごい山道だった、気軽に行ってはいけなかった
登山して着いた景色がこちら
木々の葉っぱが生き生きとしすぎてて海も見えない
景色がめちゃくちゃいい!っていうわけでもないので(敵から見つかったらだめだからそりゃそうだ)
必ず登らなきゃいけないというわけではないので、省いてもいいかもしれません
山で大幅時間ロスしてしまい、メインの回天記念館へ
回天の実寸大レプリカが出迎えてくれます
想像よりかなり大きかった…
記念館の中には映画で使われた実物が置かれていて、回天の内部が見られます。
主役が海老蔵さんで体格がいい方なので実物より少し大きめに作られているそうですが、それでもだいぶ狭い…
自分の人生の最期がさぁこんな狭い中でさぁ、外も見えなくて真っ暗で独りぼっちで
私だったら気が狂ってしまう…
まだ特攻が成功したらいいよ、多分一瞬だから
何がむごいって爆発もできなくて、身動きも取れなくて、ただただ酸欠で死んでいくのを待つのみっていう最期を迎える可能性もあるのが凄く辛い…
それだったらやっぱり私はゼロ戦がいいなぁ…
そういう問題じゃないけどね
記念館自体は小さな建物で、展示物は30分程度あれば見られると思います。
特攻隊員の塚本太郎少尉の肉声を聞くことができます。
是非、聞いてください。
あとは30分ほどの映像があります、実際の隊員で生き残られた方のお話が聞けます
こちらもぜひ聞いてください。
やはり皆さんにとって特攻に出ていくことは大変名誉なことであったことが分かります。
そろそろ帰りの船の時間です
港までの間に今は廃校になった小学校があって、その敷地内にも色々と跡地があります
変電所、危険物貯蔵庫、点火試験場
どれも外観しか見られませんが、港までの通り道にありますので最後に是非寄ってみてください
島には猫ちゃんがたくさんいます
最後にお見送りしてくれました
滞在時間2時間半くらいかな?
短いけど充実した時間でした!
回天の記念館て多分全国でもここにしかないと思うんです
それに北海道から山口県てなかなか行くこともないですし
だから本当に今回行けてよかった
妹様には広島に戻ってから美味しいご飯をご馳走して機嫌を直してもらいました
今日あったよかったこと
先輩が元に戻った
冬至で買ったかぼちゃの煮物が美味しかった
仕事帰りに買い物出来て気持ちスッキリ