花押を大きく分類しますと草名体、一字体、二字合体、
明朝体(徳川風花押)、別用体です。
公家風花押
天皇や公家が多く使用した花押です。
平安風花押
奈良時代からありましたがこの時代になって花押
らしくなって平安期に多く使用された
鎌倉風花押
武家がこの時代使用し流行したものです
北条風花押
北条幕府の執権が使用した作風
足利風花押
足利尊氏が使用したものの作風と慈の
字の形の花押がこの時代流行しました
戦国風花押
慈の字風花押に数本の足を付けた形の
花押が戦国武将・大名や各地の階層に
普及し、徳川時代初期まで使用されました。
徳川風花押(明朝体)
徳川家康が用いたことから一世風靡し徳川判
といわれ今日まで使用されている花押です
数奇者風花押(別用体)
僧侶、茶人、書家、画家など文人のほか
広用られ自由に文字ではなく絵などを
図案化した芸術的な花押が多い。
政治家の花押