http://www.nanndemo.info/kaoh_photo/kao_setumei.html

花押は署名していたものが記号に代わり署名者本人と

他者を区別する為 図案化し特殊な形の花押が作られる

ようになりました。

花押の押すという字には署名するという意味があり、

花のように美しく署名したものをいいます。
起源は中国の唐の時代に始まったと考えられております。
日本では奈良時代から使用され始めました。

奈良時代から戦国時代後期までは花押を判といっていたが

織田信長ら戦国武将が私印を自由に使用するようになったため、

区別するため花押を(書 き判)といい印章を(印判)というように

なったのです。花押は判を加えるといい、印鑑は判を押すといいます。

 

 

現在作られている明朝体(徳川判)は明の初代皇帝がこの形の

花押を使用したことにより徳川家康が取り入れ採用され代々の

将軍に受け継がれ現在の花押の基本の形になっています。

明朝体の花押は上下に横線を書きますが、天地陰陽を表しております。

 

 

詳しくは花押の作り方をご覧下さい。

http://www.nanndemo.info/kaoh_photo/kao_tukuri.html

 

花押を大きく分類しますと草名体、一字体、二字合体、

明朝体(徳川風花押)、別用体(数奇者風)です

 

http://www.nanndemo.info/kao.htm