上泉伊勢守は、上州出身の戦国時代の兵法家、武将。
前橋市上泉町の大胡城に拠った藤原秀郷流の大胡氏の
一族とみられ、大胡城の西南2里の所にある桂萱郷・
上泉に住んだ上泉氏の出身。上泉城主であるとともに、
兵法家として陰流、香取神道流、念流などの諸流派を学び、
その奥源を究め、特に陰流から奇妙を抽出して新陰流を
大成した。剣聖と謳われ、袋竹刀を発明したとも伝わる。
多くの流派の祖とされ、様々な伝承が各流派に伝わる。
1565年4月、柳生宗厳に与えた印可状が存在している。
印可状・目録の中で信綱は上泉伊勢守藤原信綱と記さ
れている。尾張柳生の兵法由来覚には、上泉伊勢守後、
武蔵守と改申候と記されている
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