江戸時代の陶工、絵師。
京都の呉服商、雁金屋の三男として生まれ、権平と名付けられる。

6歳年上の兄は尾形光琳である。乾山は早くから光悦の孫の光甫や

楽一入から手ほどきを受けていたこともあり、仁清から本格的に

陶芸を学んだようだ。37歳の時、かねてより尾形兄弟に目をかけ

ていた二条綱平が京の北西・鳴滝泉谷の山荘を与えた為ここに窯を開く。

その場所が都の北西(乾)の方角あたることから乾山と号した。

作風は自由闊達な絵付けや洗練された中にある素朴な味わいに

特徴があり、乾山が器を作り光琳がそこに絵を描いた兄弟合作の

作品も多い。江戸で81歳で没した

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