宇都宮国綱の花押
下野国の戦国大名。
父・広綱の死とともに宇都宮氏22代目を継承する。
1590年の秀吉の小田原征伐に参陣、石田三成の
指揮した忍城攻撃などに参加し、下野国18万石の
所領を安堵された
1597年11月22日、突如として秀吉の命により改易された
国綱は宇都宮を追放されて備前国の宇喜多秀家の
下に預けられた。秀吉から朝鮮での戦功次第では
再興を許すとの言を受け、宇都宮氏を再興すべく
慶長の役にも参陣し、順天城の戦いで武功を立てた。
しかし、秀吉の死により再興はかなわなかった
その後、諸国を流浪し、1607年に江戸浅草の石浜で
失意のうちに病死したと言われている。享年40。
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