こんにちは。
バツ2元女優看護師のさおりです。
不整脈問題④はいかがでした?
実際に読んでみて、分かりましたか?
今回は問題④の解説を行います。
不整脈問題④は
①P波は11個
②それに続くQRS波は5個
ですね。
この時点で、
房室ブロックが決定です。
では、③PQ時間はどうでしょう。
③PQ時間はバラバラに
なっているのが分かります。
これは
心房と心室が繋がっていない状態です。
臨床では、
房室ブロックという事が
分かれば良いので、
ここからの話は
深く考えないでください。
P波の間隔を見てみると、
大体一定になっています。
これにより、
房室結節の異常ではないと
仮定できます。
しかし皆さんのなかで、
左から7つ目もP波?
と思われる方もいらっしゃると思います。
これはP波が一定に出ているため、
ここにもP波があるのではないか
という予測です。
本当はP波は12個あるのではないか?
という話で、あまり重要ではないので、
流していただきて結構です。
・P波とそれに続く
QRS波は全く無関係
・PQ時間は不規則
これを満たせば
Ⅲ度の
房室ブロック
となります。
Ⅲ度の房室ブロック
は
・P波とそれに続くQRS波は全く無関係
・PQ時間は不規則
この2点です。
簡単ですね!
お分かりになりましたか?
では何故、
Ⅲ度の房室ブロックでも
心臓は動くのでしょうか?
次回、この続きをお話します。
分かった!
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