バツ2元女優看護師のさおりです。





皆さん、今から心電図の話をするので聞いて下さい!




と言われたら、



難しそうだから、分からない…



と思いませんか?




難しそう…




そう!

これが心電図が分からない原因の一つです。



医療従事者の中で、心電図が読める人って、どのぐらいいるのか分かりませんが、大半は読めないです。循環器で働いていても読めない人はいます。




今日は心電図の話を例に挙げてお話します。




看護学生時代、心電図を学びますが、

学んだのは


心電図の歴史や基礎や成り立ち、原理などです。



正直、読めない人は、この学生時代に教えられた勉強で固定概念を植え付けられ、読めなくなったのだと断言できます。



しかし、心電図を読むのに基礎は必要ない!




必要なのは情報を読むという事です。





初めて聞いたセミナーで、目から鱗だったのが、この内容でした。



谷口総志さんの引用ですが、



携帯電話を使い始めるのに、


なんで電話ができるのか?
どんな原理で電源が入るのか?
スマホの歴史は?
スマホの構成は?


って、いちいち調べませんよね?


調べなくても使えるし、便利だって分かる。





心電図も同様に



なんで心電図の波形があるの?
どんな原理で波形が生まれるの?
心電図の成り立ちは?
心電図の歴史は?



なんて必要ないです!







心電図を研究するわけではない
心電図で生計を立ててるわけではない


必要なことはまず「読む」

この一点に絞られます。





つまり心電図を読むために「基礎」をやる必要はないのです!








基礎をしなきゃ読めないって言うのが、

固定概念なんです。






知らない間に固定概念を持ち、分からないと思った時点で、脳は覚えることを拒否します。



読めない・分からない
って、自分でブロックしてしまいます。



心電図はただの情報です。
パズルのように形を分かっていれば、簡単に読めるようになるのです。






心電図だけでなく、日常的に固定概念によって、見え方が変わっている事はたくさんあります。





考え方の話はまた次回。