伝統とモダンのミックス。
近角常観からの考察。
古いと思われる価値観をベースに
新しい時代を生きる若者の価値観を
ミックスさせる。
昔の地方の秀才は
一高を目指して上京すると
知り合いが全くおらず
一人ぼっちになるのです。
すると、ただでさえも頭がいいので
人生とは？ とか 生きるとは？
ということを 考えたのではないかと
思われます。
近角常観は 求道会館 という
不特定多数の人が出入りできる
建物を作り
仏教の考え方をベースに
法学 医学 文学…などの
自分の興味のある分野で
活躍してもらおうとしたのです。
昔の日本は お寺がそういう場所を
提供していたようですが
檀家ごと とか 集落ごと とかの
コミュニティーが確立されていて
「不特定多数」が 気軽に出入りできる
場所ではなかったようです。
どちらかと言うと キリスト教の
協会がイメージには 近いでしょうか？
立地も良かったので(東京の本郷)
学生や若い人が多くて かつ
教授曰く 「学生のサークルに近い」
団体だったようです。
サークルだと 行っても行かなくても
許される 気楽な感じがしますよね？
そういう雰囲気だったのでは？と
おっしゃっていました。
今も東京の本郷に 求道会館は
あります。
私の地元と 意外なつながりがあり
今日参加してくださった教授も
とても 喜んで 驚いてみえました。
そして なんども何度も
「本当にもったいない。こんなにも
お宝があるのに…
研究者なら 垂涎の資料です。」と。
今はネットで24時間 どこからでも
必要な情報にアクセスできます。
だからこそ、地方に眠っている
お宝を 誰もが見られる環境に
することで どんどん いろんな史実が
明らかになります。
ちょっとした
ネットに関する知識や情報で
大きな情報格差が できちゃうん
ですよね。
情報を持っているのに
誰もが見られる情報なのに
見られる環境にできないのは
もどかしいですね。
まだまだ 多方面からの
情報収集が必要です。
人生死ぬまで勉強ですね！！
それにしても 楽しかった！！
この会にご縁ができて
良かったです。