2回目のコロナに感染したり、仕事や子育てでバタバタしてます。


先月、大腸内視鏡の検査を2年ぶりにしてきました。


ポリープを取りましたが、お陰様で良性で済みました。

毎回麻酔を入れてもらいますが、お酒が強くないのに眠ることなく、自分の大腸をみては気持ち悪くなり吐きそうになります…


なんで麻酔効かないんですかね?笑


排便障害のせいか、下剤飲んであっという間に検査OKの状態になり、不味い下剤をそこまで飲まなくて済んだのはラッキーでした。


今回の検査をクリアしたことで、あと2回の造影CTをクリアできれば寛解です。


しれっと初発から5年経過したので、初発の時に宣告された5年生存率20%の中にも入ることができました。


当時の主治医の先生が仰っていた、「確率論でしかない」という言葉が励みになっていましたが、実感を持つことができるようになりました。


あと2回クリアして寛解できれば、肺に再発転移した際に先生から告知された状況も克服することができたことになります。

診断書に書かれていた余命も超えることができました。


メンタルが弱く、すぐにダメになる患者を支え、伴走してくださった主治医の先生にも本当に感謝です。


あと2回何とか無事にクリアして寛解のゴールテープを切ることができるようになることを願っています。


ここのところ毎回書いていますが、何が効いているのかは本当に分かりません。


低糖質療法は緩く継続していますが、ほぼ普通の生活に戻っています。


ただ言えるのは、標準治療をしっかり行っていなければ、ここまで生きることはできませんでした。

ネットを調べると色々な治療法も出てきますが、標準治療の大切さを痛感しています。


そして、講演会でも毎回話しているのですが、患者自身が自分自身の病気を勉強して、自分自身がどのような状態なのか、最新の標準治療はどのようになっているのかを把握するということが肝要だと思います。


私の今のところの分かれ道は、肺に再発転移した時でした。


呼吸器外科の先生が提案してくださった治療法が標準治療から逸れていた時にセカンドオピニオンをお願いして、主治医の先生も標準治療を後押ししてくださった時です。


妻と一緒に標準治療を頭に叩き込んでいたことが功を奏しました。


あの時に抗がん剤のセカンドラインを使うか、様子見をして癌が成長していたら、たぶん今は全く違う生活をしていたか、生きていなかったと思います。


自分自身の病気を勉強することは、患者の責務だと思います。



あと2回、寛解に向けて進んで行きます!