ストーマ閉鎖を口実に

今週金曜日、ストーマ閉鎖です。

平日は連日、お見舞いや相談、打合せを入れているので、バタバタしたまま入院になりそうです。

ストーマとここで一旦お別れすることができると思うとありがたいですが、 その後に確実に来る排便障害への恐怖も現実味を帯びてきています。

本当にストーマは嫌でしたが、それでもストーマで良かったこともありました。

一番良かったことが、腹痛にならなくて済んだことです。

それまでは腹痛でトイレに駆け込むことが多々ありました。

人工肛門が出来て以来、漏れや臭いなどのトラブルには巻き込まれましたが、腹痛が無くなったのは本当に大きかったです。

以前は、辛口の坦々麺やインドカレーなどを食べると、だいたい下痢していました。

でも、人工肛門になってから回避できるようになりました。

しかし、人工肛門を閉じると、排便障害が来ます。個人差があるとは聞いていますが、酷だという話もよく伺います。

主治医の先生からも、当面は排便障害になると言われています。

この「当面」がどのくらいの期間なのかが気になるのですが…

当然、腸閉塞リスクを考えて、食事には細心の注意を払う必要があります。

そこで、ヤケと言ってはなんですが、ストーマ閉鎖を口実に旅したり食べたいものを食べています。

千葉で大好物のアジを食べたり

妻に誕生日祝いでピッツェリアに連れてってもらったり

イカが大好きなので函館に行ったりしてました。

先週は手の痺れが特に酷く、ブログを書くのは無理だったのですが、温泉効果か改善してきました。

体重もどんどん増えてしまっています…

去年の手術直後には、温泉旅行したりイカを食べに函館に行くなど夢のまた夢だったので、周りの方々のサポートに感謝しています。

思う存分食べたので、満足しています。

ただ、どうしても「これがここに来るのは最後かも」という思いは抜けずにいます。

ステージⅣという現実は、やはり厳しいものです。

寛解できた時に、再訪して精一杯楽しみたいと思います。

入院中は暇なので、またブログ更新して記録をつけていこうと思います。