こんにちは
井之口香織です。
私が子どもの頃に読んだ、イソップ童話の中で、
『洗っても黒は黒』 というのがありました。
題名はもしかしたら、少し違っているかもしれません。
ある白人のお金持ちの男が、奴隷市場で黒人の男の子を買ってきます。
でも、その男は、奴隷の男の子が真っ黒なのは、前の持ち主がちゃんと洗わなかったからだ、と思い込んでしまいます。
男は、たらいに男の子を入れて、せっけんでゴシゴシ洗い続けます。
でも、洗っても洗っても、男の子は黒いままです。
『おかしいなぁ、汚れがなかなか取れないなぁ。』 と男は、さらにゴシゴシ洗います。
男の子は、『痛いよー、痛いよー』 と、悲鳴をあげます。
黒人の男の子は、いくら洗っても、白くはなりませんでした。
・・・こんな話だったと思います。
なぜこんな話をしたかといいますと。。。
先日、ずいぶん前に録画しておいた、あるテレビ番組を観て、思うところがあったからなんです。
それは・・・
中国の大学受験の実態、でした。
それはそれは過酷な、中国の受験。
大学に落ちたら、人生おしまい。
そう思ってしまうほど、その後の人生が違うのです。
だから、毎年大勢の自殺者が出ます。
受験に落ちたら、生きる意味がない、と思ってしまうのです。
この年は、79人の若い命が散った、と伝えてました。
勉強ができないと、人間じゃない、くらいの中国。
このレールから外れたら、生きる価値がない、という感じなんでしょうね。
こういう中国の受験システムが合っている人も、もしかしたらいるのかもしれません。
でも、私だったらとっくにドロップアウトです。
できないことを無理やりやらせる。
できないことを無理やりやる。
やりたくないことを無理やりやらされる。
やりたくないことを無理やりやる。
こんな苦しいことがあるでしょうか。
私は、数学や物理が致命的にダメでした。
中学から数学には家庭教師がついてました。
高校でも理数系だけ家庭教師をつけてました。
母親は、もう、なんとしてもできる子になってほしい。
(白くなってほし)
と思ったんでしょうね。
でもね、黒は黒なんです。
どんなに洗っても、白くはならないんです。
男の子は、こすられすぎて痛い痛いと悲鳴をあげました。
私も、できないできないと、悲鳴をあげてました。
無理なものは無理なんです。
でも、『白くなれー、白くなれー!(もっと頑張れー、成績上げろー)』
と、言われ続けると。。。
黒いこと(できないこと) は、ダメなんだ。
存在してはいけないんだ。
と思ってしまいます。
中国の受験生たちからも、そんな叫びが聞こえてきます。
『僕は(私は)黒いんだよー。黒いままいさせてよー。』 と。
黒はいけないから白くさせようと、こすってこすって痛い思いをさせる。
多かれ少なかれ、親がやりがちなことですよね。
私は、今となっては母を責める気持ちになりません。
母は、知らなかったのです。
『黒』 は『黒』 の良さがある、ということを。
正しいのは『白いこと』 ではない、ということを。
もしも今、ハっとしたお母さんがいてもだいじょうぶ^^
『私、一生懸命洗ってこすって、白くしようとしてた。』
そんな風に気づいたとしたら、もうこれからは無理やり洗わなければいいだけのことです。
黒には黒の良さが、ぜったいにあるのですから、ね^^
って、私もうちのわんこを、『黒いのはダメ、白くなって!』 ってやってましたから。。。^^;
最近、ピョンピョン飛べなくなったり、階段をサササッと登れなくなったりしたことを、ダメだと思って、無理やり飛ばせようとしたり、階段で、がんばれがんばれ!って登らせようとしたり。。。。
まさに、『黒』 を『白』 にしようとしてたんですよね。
ごめんね~泣
・・ってあやまりつつも、あそぶママ♡
全ての女性に愛を込めて
※
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