続々と予約してた秋冬物が届きますが、
暑くてぜんぜん着られない・・・
ファーのベストとか、これいつ時期活用するの?
ファーなのに半袖って、暑いの?寒いの?
なんで同じようなベスト2着も買ってるの?
2ヶ月前の私頭大丈夫か?
この流れ毎シーズンやってます。






こちらの続きです。


Eちゃんの旦那、◉◉との子供を産むつもりだという歯科医院の女、Y。

今日はその話をしにきた、とEちゃんに告げた。



歯科医院の女Y

「奥さまには申し訳ないですが、

私は、お腹の子を産むつもりです。

自分の年齢的に、もしかしたらもう妊娠はできないかもしれない。


・・・うちの両親も、妊娠を喜んでいました。

順番は違うけど、孫の顔が見れるならそれでいい、と言っていました。



昨日の電話が来るまでは。




昨日の電話が来てから、

両親とも相談しました。

両親は、・・・驚いてたし、怒ってたし、悲しみました。


特に私の父親には、ちゃんとした家庭で育てられないなら、産まないほうがいいと言われました。

でも、私は、産みたいんです」




「だから、もし、慰謝料とおっしゃるなら

それもお支払します。

結婚していたのは本当に知りませんでしたが、

ご迷惑をかけていることに違いありませんから。


◉◉さんがどのようなご決断をされるかは、

わかりません。



でも、子供は、産ませて下さい。


もちろん、養育費もいりません。

認知だけ、して欲しいです。」




歯科医院の女、Yも、

部屋に入ってきてからずっと緊張した面持ちだったが、

自分の言いたいことを一気に言い終えて、

少しほっとした顔をしたように見えた。



Eちゃんは、

Yの話に圧倒された。



この人は、Yは、

本当に知らなかったんだ。

それなのに、本来払わなくても良いはずの慰謝料を払うと言っている。

そして、養育費もいらないと言っている。


子供を産みたい、ただ、それだけなんだ。





歯科医院の女Y

「認知は、して欲しいです・・・。


ですが、奥さまと離婚して、

私と結婚して欲しいなんて、言いません。



今、お腹の中にいるこの子は、

産ませて下さい」







自分も子供を産んだばかりのEちゃんは、

その気持ちが痛いほどわかった。


ノイローゼ気味になるほど、悩んだ子育て。

でも、この子の為なら何でもできると思える程、愛おしい。




Eちゃんは、

目の前に自分の旦那がいるのに、

旦那が行方不明になるきっかけになったYの方に、

感情移入し始めていった。