私は、元々の造形はさておき

 

「雰囲気美人」

 

であることには自信がある。

 

 

 

「雰囲気美人」の構成要素とは

 

常に自分を大切に扱い、整えていることと

 

いつも微笑んでいられる肝を育てること。

 

 

この2点だと思っている。

 

 

 

私が微笑めば

 

他の誰にも通せなかったものが通る。

 

 

これは

 

法律の仕事をしていた頃からで

 

 

この存在感を駆使しまくり

 

他の弁護士がこじらせて

 

暗礁に乗り上げた事件を

 

超短期間で解決するため

 

 

「交渉事件の鬼」と呼ばれ

 

大手企業の法務部から

 

いつも指名で仕事の依頼が来ていた。

 

 

 

 

ちなみに

 

常に菩薩のような

 

アルカイックスマイルを浮かべているが

 

情に流されることはない。

 

 

基本的に人からは

 

かなりシビアでドライだと言われる。

 

 

いつも笑っているには

 

すぐに外側の何かに反応し

 

感情的に振り回されるようでは無理。

 

 

それ相応に

 

肝が据わっていないといけない。

 

 

 

 

にこやかに、柔らかく

 

感情を揺らすことなく

 

ただただ誠実に

 

最も正しいことがなされるのを目指す。

 

 

その結果

 

人の理解を超えた早さで

 

すべてが調和的に解決する。

 

 

 

それも、そのはず。

 

 

この世界には

 

微笑んでる女の人の役に立ちたい

 

もっと喜んでもらいたいって

 

思っている男性しかいない。

 

 

お母さんが大好きで

 

お母さんが笑うと嬉しいという原体験を

 

全ての男性が

 

大切に抱えたまま生きている。

 

 

だから

 

女性の笑顔は絶対なのだ。

 

 

 

泥臭い事件の現場で

 

自分を綺麗に整えている女性が

 

にこにこと微笑んでいたら

 

 

関係者全員が

 

全力で不可能を可能にしてくれる。

 

 

自分は提案とお願いをするだけでいい。

 

 

 

関係者すべてを

 

最も良い方向に導く形で解決するため

 

 

依頼者や相手方から惚れ込まれ

 

事務所に電話がかかってきて

 

プロポーズされたこともある。

 

 

女性の肝が据わっていて

 

自分を大切に扱い

 

いつも笑っているというのは

 

それだけで

 

物凄く大きな成果、価値を生むのだ。

 

 

 

 

 

たとえば今日も

 

近所のカフェで仕事をしている時に

 

接客してくれる男性スタッフに

 

「ありがとう」「ごちそうさま」と

 

ただ微笑んで接する。

 

 

それだけで

 

その男の子は

 

接客が明らかに成長する。

 

 

単に私に対してだけじゃなくて

 

その後の彼の振る舞い自体が

 

一ランク高い接客に変わってしまう。

 

 

 

笑顔は

 

「あなたのサービスを

 

 心地良く受け取りました」

 

っていうメッセージ。

 

 

自分の頑張りを

 

ちゃんと愛で受け止められないと

 

誰だって雑になる。

 

(パートナーシップをこじらせる女性がやりがち)

 

 

 

だけど

 

「あなたの接客は心地良いですよ」

 

「よくしてくれて、ありがとう」

 

って表情と態度と言葉で伝えられたら

 

 

誰だって

 

もっと高いレベルで応えたいって

 

思うものなんだよ。

 

 

特に男性は。

 

 

 

ちなみに

 

この時に相手を

 

どこまで格上げさせられるかは

 

 

自分自身を

 

どのくらい大切に扱っているかに

 

かかっている。

 

 

大切に丁寧に磨き上げられた

 

存在感があればあるほど

 

 

相手は

 

受け取った感謝や笑顔の価値を

 

より大きく感じるのだ。

 

 

 

単に美しいかどうかとか

 

お金をかけているとか

 

高いものを身につけているとか

 

表面的なことではなく。

 

 

自分を大切に扱っているからこその

 

肌や髪の艶

 

些細な仕草や表情

 

整った服装や髪型、メイク、香り

 

トータルでの印象で

 

存在感の価値が変わる。

 

 

そういう

 

存在から生まれる価値を

 

「存在給」と呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

私がこの「存在給」という

 

考え方に気づいたのは

 

 

安野モヨコさんの

 

『働きマン』を読んでから。

 

 

 

この漫画の連載が始まった当初

 

 

私は、主人公の松方弘子と全く同じような

 

 

男性性全開の

 

自分の正義を周囲にぶつけまくる

 

武闘派の生き方をしていた。

 

 

(ちなみに、このように男性性に偏っているためにアドレナリン全開で、すぐに他人に刀を抜く武闘派女性のことを、私は「武士女子」と呼んでいる)

 

 

 

働きマンは

 

男性誌で連載されていた漫画だが

 

様々なタイプの働く女性の姿を

 

驚異的な観察眼で描ききっている所が

 

凄い漫画だと思っている。

 

 

 

その働く女性たちの中に

 

梶さんという

 

女性編集者が登場する。

 

 

 

 

梶さんには独特な空気感があり

 

 

「梶さんだから」という理由で

 

様々なルールやしがらみを無視しても

 

何も言われない。

 

 

彼女でなければいけない大物がいて

 

 

彼女が彼女であるだけで

 

彼女自身が大きなメリットを

 

享受しているのと同時に

 

 

会社に対して絶大な利益を

 

もたらす存在にもなっている。

 

 

 

 

私は、梶さんを見た時に

 

 

男みたいになることで

 

必死に自力で働く女性と

 

 

女性としての自分のすべてを使い

 

流れに沿って生きる女性

 

 

どちらが大きな価値を

 

生み出せるだろうか?

 

 

と、真剣に考えた。

 

 

 

主人公の松方のような

 

戦うみたいな働き方をしていると

 

自分は気持ちがいい。

 

 

交感神経全開

 

アドレナリン大量分泌で

 

 

ランナーズハイのように

 

苦しければ苦しいほど

 

独特の達成感があるからだ。

 

 

だが、その達成感の結果

 

組織や社会に

 

何よりも自分自身に

 

どのくらいの価値を

 

生み出すことが出来るだろう?

 

 

 

会社員でいるうちは

 

ガッツだけでも

 

ある程度(中間管理職程度)には

 

いけるだろう。

 

 

でも

 

もし独立して自分で稼ぐとしたら

 

数千万、数億を目指すとしたら

 

 

確実に、松方タイプでは無理だろうな

 

と、その時に悟った。

 

 

何故なら

 

動かす規模が大きくなればなるほど

 

関わる人が増えていくのであり

 

 

人とぶつかったり

 

戦って道を切り開くパターンを持っている

 

ということは

 

それだけエネルギーのロスが発生する

 

ということだからだ。

 

 

自分を中心に

 

大きな規模で価値、利益を

 

生み出していくと想定するならば

 

松方タイプではなく

 

梶さんタイプが最も効率がいい。

 

 

 

 

その時から

 

私は松方タイプをやめて

 

「存在給」で仕事をするようになった。

 

 

結果は上述の通りである。

 

 

 

 

今、キャリアやパートナーシップにおいて

 

これまでの生き方を変えないと

 

次のフェーズに進めなくなっている人が

 

すごく多いと感じている。

 

 

 

そういう女性の多くが

 

女性性の正しい使い方を理解していない。

 

 

自分の在り方に無自覚で

 

その無自覚な自分が創る現実に

 

振り回されて悩んでいる。

 

 

歯がゆいなと思う。

 

 

 

 

今、冥王星が水瓶座に移動したから

 

転職や離婚の相談が多いのですよ。

 

 

 

水瓶座の前の山羊座は

 

保守、父性、家父長制の象徴だけど

 

 

水瓶座は独立・個性

 

男女平等的理想主義の場所。

 

 

さらに水瓶座の主星である天王星は

 

革命を司る星である。

 

 

山羊座冥王星時代に

 

旧時代の当たり前にしばられて

 

押し込められていたものが

 

 

水瓶座に冥王星が移動したことを契機に

 

一気に吹き出している。

 

 

 

 

これまでの時代の当たり前は

 

もう通用しない。

 

 

命の本質に立ち戻る時だ。

 

 

 

命の本質に立ち戻るとき

 

 

女というのは

 

圧倒的な生みの力を持つ

 

全ての源であり

 

 

誰かや何かに従属するだけで

 

一生を終える小さな存在ではない。

 

 

 

どうか女であることに

 

自分の価値に

 

もっと自覚的になってほしい。

 

 

 

 

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