７年前の今日
私はある事件の被害者になった。
薬物を使用した、性暴力犯罪。
加害者となったのは
当時勤めていた会社の取引先の
会社役員の男性だった。
初取引での業務が完了した後
その契約そのものを覆すようなクレームで
支払いが滞っていた。
営業統括を任されていた私は
「誠意をもって話せば、伝わる！」と
鼻息荒く、雪降る夜にひとりで
夜の雑居ビル三階にあったその事務所へ
乗り込んでいった(男らしすぎw)
その気合いを裏切るような
柔らかな態度で出された温かいコーヒーに
大量の睡眠導入剤が入れられていたのだ。
当時 医者でも処方を禁止されていた
違法の薬物。
その効果は、絶大だった。
(その後厳格にマクロビオティックを実践して、薬物の影響が身体から抜けた！と感じるまでに、１年かかった)
後々の警察による捜査から
その役員の男性は
同じ種類の犯罪で前科２犯だったこと。
取引そのもの全てが
その犯罪に向けて
計画的に仕組まれていたこと が判明する。
回収された証拠品の中からは
私以外にも 何人もの被害者が撮影された
動画が発見されており
運良く、母の虫の知らせと友人の機転により
被害後すぐに警察へと連れて行ってもらえた私は
充分な証拠と証言を提出出来ていたことで、代表して裁判へと進むことになったのだ。
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この事件を通して、当時の私が体験していたこと。
❇︎薬物による、心身への影響の大きさ
❇︎親告罪を立証することの難しさと、理不尽さ
(裁判においても、周囲の理解においても)
❇︎事件についてネット上で交わされていた情報のいい加減さ
❇︎警察と検察の方々の、丁寧で誠意ある対応
❇︎寄り添ってくださる弁護士さんの力強さ
❇︎家族と友人のあたたかさと、ただ寄り添うことのちから
❇︎見えない力に護られている という実感
❇︎料理を作る、食べる、噛む ことの偉大さ
❇︎違和感 を感じられる 感性を磨いておくことの大切さ
❇︎自分のやりたい事がわからない という恐怖と不安
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そもそも。
何故私が このような体験を
することになったのか。
それは
「本心に嘘をついて 生きていたから」
当時の私は 長年にわたり
周囲の期待に応えるために
本当の気持ちを封印して生きていた。
私に期待する人が いればいるほど
その期待に 応えれば応えるほど
その封印は 固く固く 強固になっていった。
そのバロメーターとなる口ぐせ
「～ねばならない」
が、私のすべてを支配していた。
そして、その
「～ねばならない」の原動力となった
周囲の期待そのものが
私にとっては 加害者となり
私は 健気に生きる被害者
という構図が、私の中で生まれていった。
本来の健やかさからの歪み
そこで生きる私のバランスをとるべく
食が乱れていった。
(当時の主食は、コンビニのおむすび、缶コーヒー、チョコレート、ランチパック だったw)
それに伴って
感性 が鈍っていった。
違和感に 気づけない私
になっていた。
その流れが 状態が
本来の魂の願いから
あまりにも離れすぎてしまったために
歪みきったそのエネルギーは
陽極まって 極陰に転じた。
そして同じく 極陰のエネルギーをもつ
薬物、犯罪、事件 を引き寄せた。
自然界に あたりまえにある
調和のはたらきが
ただ はたらいた のだ。
そのはたらき を知った私は
これからの人生を
本心で生きていく と 決めたんだ。
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今朝目が覚めて
当時のスケジュール帳を見返していた。
事件に遭う３ヶ月前
当時のスケジュールでは到底 参加不可能な
事件翌月開講の、大阪でのマクロビオティックの長期のカリキュラムを何故か申し込んでいた。入金も済ませていた。(事件に遭わなければ、通えてなかった♡)
ここでの学びと体験が
事件後速やかに
私本来の健やかさを取り戻す 土台となった。
そうして運ばれてくる
ご縁と気付きのままに
思いもよらず、今の道へ進むこととなり
今ここへと繋がったのだ。
人生に必要なことは
すべて 完璧に 用意されていた。
どんなときも
いつだって。
たとえそれが
どんなに
理不尽に思えていたとしても
最大の学びを
最大に受け取れる
愛と護りのなかにいたんだ。
その愛の偉大さに
涙が止まらなかった。
ああ。
何が起こっても、大丈夫なんだ。
今は肚から、そう感じるよ＾＾
燃え尽きたロウソクの中から現れた