友達づきあいも四半世紀を越えると、話のネタも変化してくる。
先日、嫁ぎ先の東京から同級生が里帰りしているからと、集合がかかった。
集まったのは5人。私以外全員助産師。
同じ釜の飯を食った仲、久しぶり~の空気も感じられないほど、25年前にワープす
る。目があった瞬間全員がせきを切ったように喋り出す。
・・・・・・なんのスィッチや
まずは仕事の話で情報交換。
同じ医療業界でも科目が違うと、これまた新鮮、目からうろこ
の情報に驚かされる。「へぇぇ~!そうなんやぁ!」
そして、子供がどのくらいい大きくなったかという話題に移り
「あの頃」からの時間の経過をかみしめる。
まあ、そこまでは今までとそんなに変わらない。
今までなら、そこから「だれそれは、結婚してどこそこに住んでいる。」とか、ファッシ
ョンやキレイになる為の情報交換、それぞれの恋の話に花が咲いたものだ。
今思うと可愛かったなぁ・・と思う。
ところが今は、子供の進路、腰痛などの持病、更年期症状の有無、物忘れの程度、
老眼の有無、離婚、葬式、介護問題から、墓の話にまで及ぶ。挙句の果てにはダン
ナの生命保険の重要性と契約内容の充実度。この歳になると不思議と舅姑問題
はさほど話題に上らない。
さすがにもう嫁のほうが強くなっている為か・・・眼中にない様子。
まだ、電気当てに整骨院に通ってるとか、膝の水を抜く
回数、四国詣りの話には及ばないので、その辺はまだま
だひよっこといったところだろう。
しかし、数時間にわたって喋る喋る。
息つぎはどこでしてるのか、マシンガントークは延々と繰
り広げられる・・・が、トイレだけは何があっても行く。
やっぱり喋るのを止めたら、死んでしまうんだろう。
大切な家族の為にも、喋り倒して元気で長生きしておくれ~!!!
・・・あ、私もそうか・・・。
もし、若いお姉さんがこのブログに付き合って下さっていたとしたら、しょうもない話で
ごめんなさい。
ただ・・・・・ただ・・・・
あなたも他人事ではありませんよぉぉ~