片付けの次の日(日曜日)は、義母の施設へ行きました。
何駅か先に厄除けで有名な川崎大師があります。
献香所では線香を供えて、煙を浴びて心身を浄めて大本堂へ。健康長寿を祈願しました。
仲見世通りでは久寿餅(くず餅)や飴専門店が軒を連ねていて、飴切りのトントントントン♪と言う軽快な音が響いていました。
今回は時間がなかったのですが、次回は私の厄祓いに来よう。久寿餅も買おう。
その後、施設へ。
クリニックが併設されている、住居型の老人ホームです。
義母と会うのは、約5ヶ月ぶりです。
寝たきりになって食事も摂れず、日に日に弱っていく姿を私は見てないのですが、当時は電話口でも声も弱々しく、ほとんど聞き取れない感じでした。
表情は前に会った時とさほど変わっていませんでした。
これは嬉しい驚きでした。
ただ、歩けなくなっているので足の筋肉がなくなっているのは見た目でわかりました。
耳も以前より聞こえ辛くなっていました。
「○○○さん(私)、遠いところまでごめんなさいね。家の片付けまでお願いしちゃって。」
滑舌は歳相応だと思いますが、発声もしっかりして、十分聞き取れます。
認知機能にも問題ありません。
義母からは、部屋はとっても狭いと聞かされていましたが、備え付けのクローゼットが置かれていますが、十分なスペースがあります。
ベッドのテーブルの上には、先日の義母の誕生日(89歳)に贈った造花のアレンジメントフラワーが飾られていました。💐
義母に頼まれていた、前日に買った新しいラジオ📻を渡して、実際に使ってもらいました。
以前はテレビも観ていましたが、ここ1.2年はラジオ中心の生活でした。
「入所前はラジオを聴く気力もなくなってたからね。」と夫。
ラジオを聴きながらとっても嬉しそうでした。
気力が戻って本当に良かったです。
施設のスタッフの方に関しては、介護士のチーフの方がいらしたので少しお話をしましたが、とても感じが良く、この方なら安心してお任せ出来ると感じました。
他に見かけた2人のスタッフの方にも同様に好印象を持ちました。
私も夫も、そしてケアマネさんもこの金額でこれ以上のサービスを受けられる所は他にはない、本当にいいタイミングでいい施設に入所できたと思っています。
入所当初は、ご飯も美味しくて、お風呂も気持ち良くて
、ととても満足している様子だったのですが、慣れてきて元気になってくると色々と思うところがあるようで。
「私はそれでいいって言うのに何度言ってもわかってくれないのよ。」(介護士の方は施設のルールに則って対応されているだけです。)
「俺がもう一回確認してみようか?」
「どうせ言ったって分りゃしないわよ。」
夫とはいつもこのやり取りがあるようで、その度に夫が施設に確認して母の誤解を解いたり、いい方向へ行くようにとりなしたりしているようです。
まあ、こうやって身内に色々言えるくらい元気になったし、言って発散する事が義母の原動力にもなっているのならそれはそれでいいかな、とも思うのですが。(本当はポジティブな原動力のほうがいいのですが。)
それを毎回聞かされる夫は大変だと思います。
ただ、ここまで回復できたのは、安心安全な環境で過ごせているからであって。それは施設の皆さんのおかげなので、その気持ちは義母にもあると思うので、それが上手く相手に伝わると、物事がもっと円滑に進むかな、と思います。
実際に義母と介護士さんのやり取りを見ていないので、案外お互い気持ち良くやっているのかも知れません。
そうであって欲しいけど。どうかなー?
写真に撮った洋服を見て選んでもらったり、話を聞いたり、来週、夫が面会に来る時に持ってくるものを確認して。
私も部屋の荷物を少し片付けて、1時間の面会時間は終了しました。
スライドドアが閉まるまで、手を振る義母。
義母の家に行った時、バス停に向かう私達に部屋の窓から見えなくなるまで手を振る姿と重なりました。
施設での生活が心穏やかでありますように。
私も片付けやその他諸々思うところはありますが(そこはお互いさまでしょうが笑)、義母が一人で頑張って自立した生活を続けてくれたおかけで、今まで私達家族も介護等の心配や苦労もなく過ごす事が出来たのだと思います。
そこは本当にありがたいく感謝しています。
そう思うと、
片付けくらいは頑張らないと、と思いますが。
全ては体調次第と言うのが、、、。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。