今日は夜勤明け。久々の、列車の旅に出かける!
夏の18きっぷシーズンは目前なんだけど、あれは夏休み真っ最中だから、私のような世間的はみ出しものとしては出歩きにくい時期なのよね。
なので、9月はいってから18きっぷの旅は決行予定なんだけど、その前に北海道東日本パスで東北ツアーに出かけることにした。
北海道東日本パスはその名のとおり、北海道と東日本の普通列車乗り放題のチケット。
18きっぷと違うのは、連続した7日間の使用ってことと、青い森鉄道や北陸鉄道などの私鉄も使えることかな。7日間使えて1万円だから安いしね。
ちょうど五能線を走るリゾートしらかみにも乗りたかったし、十和田の美術館にもいってみたかったので、決行!
大間のまぐろは時期はずれなので、大間岬はまた今度。
ということで、まずは函館を目指す。
ここ通らないと北海道から出られないからね。列車の旅では毎回函館に上陸しているよ。
まぁ、毎回ホテルで寝るだけだけど・・・。
いつもは東室蘭経由で函館を目指すけど、今回は小樽、ニセコ経由にしてみた。
乗り継ぎ時間もあわせたら8時間て。シンガポールいったときの飛行時間とおんなじって。飛行機ってすごいんだなぁ。
使いなれた快速エアポートで小樽を目指す。
札幌でほとんどの乗客が降りてしまった。私も普段は札幌から先にいったことないもんな。
手稲を過ぎたあたりから、海沿いギリギリを走るので旅気分が高まる。好きな音楽を聴きながら美しい車窓、イイネ!
列車の旅のときは、音楽聞く時間がハンパなく長くなるから、シャッフルでテキトーに聴いてるんだけど、普段聞かないような曲が突然流れたりして、しかもそれが今の気分にガッツリきたりしてっていうのも列車の旅の楽しみであったりもする。
小樽に着いて、ここで乗り換え。ワンマンカーとなる。
海の景色もなくなり、窓に木の枝があたりそうな勢いの森の中を走っていく。
車でしか来たことないニセコ界隈、こんなところをレールが走っているのね。
ここら辺で夜勤明けの睡魔に襲われ、ウトウト。車窓もひたすら森でつまんないしね。
ちなみに車両内に乗客は私とあと1人だけ。
ウトウトしてたら終点の長万部。ここで乗り継ぎ時間が1時間あるので、改札から出て、徒歩でかなやのかにめし弁当を買いにいく。
誰もいないホームでひとり弁当をひろげる解放感!
普通列車の旅はなかなか理解されないけど、こうしてのんびり時間を贅沢に使えることが醍醐味だとおもうよ。
どうしても旅行って、あちこち行こうとしてカツカツのスケジュールにして慌ただしくなっちゃうけど、こうのんびりすることで忙しい日常がリセットされる感じ。
まぁある意味、何より疲れる旅でもあるけどw
そして16:08長万部発函館行きに乗る。ここから3時間ちょいで19:24函館着。
ホテルに行く前に、晩飯を食べる。ラーメン食べたい気分だったので、車内での有り余る時間を使って調べた店にいくと、まさかの定休日。
・・・今月入ってから夜勤専門看護師と化しているので、曜日の感覚が全くなくなってて、曜日とか考えてなかった・・・。
結局、通りすがりの赤ちょうちん的なお店に入る。函館にきたからには活イカだよね。
いか、たかがいか、されどいかなんだよ。新鮮ないかは白じゃなくて透き通ってるから。いかの概念を覆すよ。
ということで、時価のいか刺し。千いくらかだった。
げそはウネウネうごいたまま持ってきてくれて、生でたべるか焼くか唐揚げにするか選ばせてくれた。
ウネウネしてるのを生で…といきたいところだけど、やっぱり焼いてもらった。
うーん、うまい!ゴロもまったくクセがない!
あとはしまホッケ焼いたのと、大好きナマコ酢!
酢の物でいちばん好きなのはナマコ!あったら絶対食べる。
でもナマコ酢食べてたら、大抵は酒呑みだねっていわれる。そんなことはないのになぁ。酒よりコーヒー牛乳のほうがすきだよ。
今日もナマコ酢食ってたら隣りの席のオッサンに話しかけられた。
オッサンは小樽からきたそうだ。私は鈍行でここまで来たと話すと、例のごとく不憫がられる流れだ。
きっと、見た目が貧乏くさいから、お金なくてかわいそうっぽいんだろうな。別に飛行機でシャッといけるだけの稼ぎはあるんだけどなwまぁいいw
軽く2杯のんで語らってホテルチェックイン。明日は5時起きで津軽海峡を渡る\(^o^)/
☆本日の行程☆
地元駅-12:16小樽
12:20小樽-15:55長万部
16:08長万部-19:24函館
