30日目 6月26日(月)

走行距離 74km 獲得標高 1050m

バッテリー残量 自転車100% スマホ45%

(アシスト使わなかったら100%のままだった)

 今朝の「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」
 昨晩から風が強く、日が昇ってから間もなくテントが概ね乾いた。ラッキーだ。
 今夜はここに泊まる。
午後4時前に既に、買い物、風呂を済ませた。
風呂はキャンプ場の向こうにあるこの施設。
ゆとり時間にブログを作成。なぜ、テントでないのかはこのあと。
 朝の走り出し、嫌な予感がしたが、やはり強い風は向かい風!
 ノシャップ岬の付け根を横切って(そこはやはり小さな峠越えだったがアシスト使わぬよう頑張った。)向こう側へ出た途端、こんな風景が飛び込んで来た。



 その後も常に利尻富士を眺めながら走る。しかし、強風の向かい風。進まない。1番軽いギアにして、時速10km、それもかなわず、やがて9km、8kmへ。目指すは、110km先のキャンプ場。たどり着くのか? ずっと同じ方向に向かうのだから、風向きが変わらない限り最後までこの苦行が続くのか!
 せっかくの「オロロンライン」景色は最高によい。


しかし、この苦行状態では、楽しむどころではない。
もう、相当な距離と時間、店やコンビニどころか、建物は何も見ていない。
 猛烈なスピードで自分を追い越して行った車が、何分経っても遥か先の方でゴマ粒のようになって進んでいるのが見える。あんなに彼方まで行ってもこの状況なのかと、進まぬ自分にうんざりして来た。
 昼を大分過ぎて、ようやくこいつらが。






 これを過ぎてしばらく進んだ所で思案した。この先「天塩」にもキャンプ場がある。最初に目的地にしたキャンプ場まではそこから更に30km。このまま苦行を続ければ、5時や5時半には着くかもしれない。
 この拷問状態をあと3時間も続ける必要はない。手前のキャンプ場で終わりにしよう。
 強風だし、テントを張る手間をかけるより、広い空間でまったり休もう。ということで3300円とテントに比べれば遥かに高いが、バンガロー泊となった。電源付きだ。こんなことならアシストがんがん使えばよかった。 というのは結果論。
 明日は更に南下する。どこで泊まるかは未定。