胆嚢ポリープのこと | 夫の肝臓治療を模索するブログ

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62歳夫の原発性胆汁性胆管炎の治療を模索するために書き始めたブログです。よろしくお願いします。

5月から最近まで、ずっと鬱々としている問題がありました。というのも、私の胆嚢に、ポリープが出来ていたのです。

これは小さいうちは放置していてもいいけれど、大きくなると癌になる可能性が高いため、10mmを超えると胆嚢ごととってしまう手術を勧められます。ちなみに、ネットで見ると、ポリープが10mm以下では5%、10~15mmで25%、16mm以上では60%、20mm以上では80%ほどの確率で癌が見つかるそうです。

 

最初に見つかったのは、2023年10月で8ミリ。それが5月には13mmになって手術を勧められ、7月も13ミリと変化はなく、再度手術を勧められます。が、胆嚢の場合はポリープだけでなく胆嚢そのもををとってしまうということで躊躇していたところ、「様子を見るイコール放置と同じことですよ」と強く言われ、より専門的にみてくれる大学病院に行くことになりました。

 

初診で大学病院に行ってからエコーをする3週間ほどの間、神頼みではありますが、あることをやってみました。

 

ほぼ毎朝卵かけご飯を食べていたのをやめました。というのも、昔看護師をしていた人から、胆嚢の収縮をみるのに生卵を食べて検査していたという話を聞いて、胆嚢を刺激しないためには生卵は控えたほうがいいのかもと思ったからです。(今でも、胆石症のかたへの食事療法について卵の記述があります:卵は胆嚢を収縮させて腹痛発作を引き起こすのでおすすめしません。)

そしてもうひとつ、あるがん患者さんの体験記を思い出し、胆嚢ポリープへの語りかけをやってみました。「胆嚢ポリープさん、このままだと、あなたは胆嚢ごと切り取られてしまいますよ。無くならなくてもいいけど、身体の中に居たいのだったら小さくなってね」と、心の中で胆嚢ポリープに話しかけたわけです。

 

そして、8月16日、検査を終えた大学病院の診療室で、ドクターが首をかしげながらがいいました。

医師「ポリープが、7ミリなんですよ。うーん、どうしたんでしょうね。縦と横、どう測っても13ミリは無いのですが」

ということで、

医師「もともと手術には乗り気ではないんですよね?」

私 「はい、そうです。」

医師「では様子見ということで、本来なら半年後というところですが、急に大きくなったこともあるので、3か月後にいらしてください」

 

自分勝手な卵療法がきたのか、語りかけに応えてくれたのか、測定する人や機械によって違うのかわかりませんが、一度できると小さくなることはほぼ無いといわれたポリープが小さいと診断され、私の悩みはかなり軽減されました(*^^*)。

 

自宅療養中の夫はともかく、飼い猫のためにはあと20年ほど生きないといけないと思っているので、健康第一です。一つの臓器を失うことは避けられました。ほんと、良かったです。


記録

2023年10月7日 M病院 造影CT 胆嚢にポリープ8ミリが見つかり経過観察と
なる

2024年5月11日、М病院 エコー 胆嚢のポリープが13mmに成長、詳しい説明を受けて手術を勧められるもふんぎりがつかず

2024年7月8日  М病院 外科の先生と話す

2024年7月20日 М病院 エコー 再度13mmと診断 あきらめながらもふんぎりがつかず 大学病院を紹介してもらう

2024年7月26日 大学病院初診 血液検査 造影CT検査他

(大きさはっきりせず)

2024年8月16日 大学病院 エコー 7ミリ