アルブミンの点滴 | 夫の肝臓治療を模索するブログ

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62歳夫の原発性胆汁性胆管炎の治療を模索するために書き始めたブログです。よろしくお願いします。

夫が来週2月26日に急に退院することになりました。そして3月11日に再入院の予定です。

エコーの結果、腹水が2リットル以上たまっていて、今日からアルブミン(下に説明を貼り付けます)の点滴をするそうです。でも危険を伴うので、ドクターとしてはあまりやりたくないとのこと。そして、腹水が改善しなければ癌の治療は今回のカテーテル治療だけにして、後は放っておくのも一つの手、という見解です。癌治療にこだわると肝機能そのものが悪化するので仕方がないのですよね。夫は退院の二文字に胸躍らせています。

 

アルブミンとは、血液中に 100種類以上存在しているタンパク質(総タンパク)のうち、もっとも多くを占める(約60%)タンパク質のことです。血液検査の項目では、”Alb”(Albumin) と記載されることもあります。 アルブミンは主に肝臓で作られるたんぱく質で、血漿タンパクの中で血管内に水を保持する働きが最大です。私たちの血管中の血液量や体内での水分の量を調整する重要な働きをしており、血液中の水分をとどめて血管内の浸透圧を維持したり、血管内の物質の運搬や保持をしたりしています。そのため、何らかの原因で血液中のアルブミン量が低下すると、血管の外に水分が漏れ出てしまいます。これによって、全身のむくみ、腹水や胸水(お腹や胸に水がたまること)などの症状を引き起こします。

「健診会 東京メディカルクリニック」のホームページより引用