私が世界の優しさを感じるとき。やっぱり無かったことにはしないでおこうと思います。 | 天津甘栗

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自分のふとした気付きや、誰かが気づかさせてくれたこと、ただの日常のつぶやきなど、きの向くままに綴っていきます。


あなたの性別は?
と聞かれると、どの部分の性についての私を答えたらいいのか分からないので、答えるのがとっても難しいです。

男性・女性 
の二択だと、だいぶ時間がかかりますが
「(あなたが思っている女性とは違うかもしれないけど、一応身体は女として生まれてきたので、そのどちらかと言われたら女性の枠にいた方が良さそうなので、)女性です。」
といろいろ思いながら答えます。

身体の性は?
性自認は?
恋愛する?
恋愛対象は?

これくらい分けてもらえると、いろんな自分を隠さないで、
とっても安心して答えられます。  

ちなみに私の性は、

身体の性は 女性。

性自認は
Xジェンダー(Ftx) 
(世界的には、ノンバイナリーという表現のようです。)

性的指向は
パンセクシャル 

といった感じの表現になるようです。
横文字ばかりで呪文のようですけどね。

でも、そこに私がいてもいいという安心感。

その幅や選択肢があるだけで、私はいてもいい、生きていてもいいと思えるのです。
たったこれだけの、言葉の違いなのにね。
たったそれだけで、私の世界がさらに優くなるのです。

これから自分と向き合い続けるなかで、変わっていく部分もあるのかも知れないし、はっきりと定める必要もないのかも知れないけれど

そういう感覚も、今の私の感覚として言葉にしておきたいなぁと思っています。

私が、マジョリティに合わせた社会に対して感じてきたことは
ずいぶん昔から抑え込んできたので、
違和感とすら扱わないまま変に適応するすべを得てしまっている部分もあります。

そんな、なかったことにされてきた私の違和感も、少しずつ少しずつ感じであげようと思います。



私は私の性しかわたからないし、
他の人もそうなのだろうけれど、

もしその人がその人の性であることの違和感とか
自分たちと違うタイプの人たちに対する違和感や疑問を持ったことがあるのなら、
私はそれを聞いてみたいと思っています。

そろそろ繋がってみたいという気持ちがわいてきました。




ちなみに、私は銭湯や温泉は大好きだけど、
ひとりで行って女湯の暖簾をくぐるとだいたいびっくりされます。

髪の毛を伸ばしていたのは、そのための武装でもあったなぁ。

銭湯でも公衆トイレでも更衣室でも
男🚹と女🚺 がわかりやすく別れていると
その領域に入るときはいつだって、選別されている気分になるんですよね。



いろいろ出てきたらまた書きます!