NHKのあさイチで「篠栗の母」と紹介された祖聖大寺坊守(そしょうだいじぼうもり)真誠です。


今日は信者さんの葬儀へ

途中、携帯忘れた事に気付き高速どこで下りるの?住職さんに確認したくて、公衆電話を探しましたがコンビニには無く(><)


一か八か、昨日の記憶を頼りに斎場へ、到着は13分前(ホッ)


式が始まり、目を閉じると昨日と同じく赤紫色の高貴な世界。そこへ天空から燦々と光が射し、まるで極楽浄土から仏様がお迎えに来た、そんな光景でした。


そしてご宝号(南無大師遍照金剛)を唱えている時、お大師さまが下りて来てくださったから、有り難かったです。

さすが、自分の事よりも家族や縁ある方々を大切にしてきた信心深い信者さん。お大師さまが極楽浄土へ道案内してくださいますね(^^)

お大師さまにお願いしますと祈りを込めて 合掌


帰宅すると派遣僧侶で昨日から通夜、葬儀に出掛けていた副住職。

まだ戻っておらず?と、思っていたら帰宅して

「お母さん、信者さんの火葬場に行ってきたよ。炉前で読経してきたよ」と、お別れしてきたそうです。

嬉しかった。


2019年12月、ステージ4家族が私の為に納骨堂を購入してくれましたと始まった信者さんとの思い出を振り返り、寄り添ってあげていなかったと反省ばかり!涙が止まらず

「信者さんが亡くなる度にこんなに悲しい思いをするのは辛いねー」

副住職「僕だって、お母さんが亡くなったら?多分何も出来なくなると思う」


身内はもっと辛いですね。


信者の皆さーん、長生きしてくださいねー。合掌


追伸

斎場からお花をいただいてきました

お花の先生だった信者さん「坊守さん、もっと上手に生けてください」って言われそうですね(^^)


そして不思議

2年前の7月21日信者さんの誕生日、そして実母様の命日に購入した蓮の花。昨夜通夜は信者さんの65歳の誕生日であり実母様の3回忌でした

帰宅してじっと見ていると赤とんぼ


写真を撮りたくて、紛失していた携帯を家族みんなで探してもらってやっと見つけたのは一時間後

それでもまだ止まっていた。

住職さんが真横を通って葉っぱも茎もユラユラ、トンボも羽をバタバタしたのに逃げもせず、もしかしたら信者さん?不思議でした。


赤とんぼといえば「お盆が終わると赤とんぼに乗って浄土へ帰る」と母からよく聞かされていました。心が少し軽くなり(^^)


最後に胡蝶蘭を信者さんの胸の上に飾ってあげられた事、棺の蓋を締めますと言われた時、最後にもう一度背伸びしてみた信者さんのお顔は微笑んで見えたから嬉しかった(^^)


信者さんから届いたライン

「おはようございます

前日は、◯◯さんのお別れショックでした。私達に涙見せずに笑顔をいつも見せてくれる優しい◯◯さんと祖聖大寺でご縁あった事一生忘れません🙏

私も来世でもお会い出来ますように🍀

昨日は、お参りする時可愛い蝶々に出迎えられ思わず動画を撮りました

蝶々、信者さんが蝶々に姿を変えてお別れにきたのかな?合掌


私が伝えたいこと
何故生まれて来たのか?
これが分かれば生き方が変わる
お経の意味も遍路の意味も同じこと
私達が目指すもの
真言密教を開かられたお大師さまの思い