法廷 傍聴
仙台 地裁 です
岩手県 鍼灸あんまマッサージ指圧師会
顧問を仰せつかっております。
鍼灸師会の皆様、視覚障がい者の皆様とは
長年のお付き合いをさせていただいております。
「マッサージの無資格者の問題」については
様々な視点、様々な場から闘っておりますが、
只今業界の大きな問題として、
「平成医療学園あはき訴状」があります。
右手奥、仙台地裁
(仙台地裁)
簡単にお話すれば…
視覚障がい者の皆様は、
鍼灸、あんま、マッサージ、指圧
の資格取得について
障がいを克服しながら、努力され、資格取得し
そして、生業としてまいりました。
昨今、
様々な資格取得の専門学校等が設立されてています(自分たちの営利のための学校もある)。
鍼灸あんまマッサージの資格は
視覚障がい者の生活を守る
とても大事な資格、手段であります。
その趣旨に鑑み、日本国では、
「あはき等法19条」のなかで、
視覚障がい者の、
あんまマッサージ指圧師の生計の維持のため、
むやみに学校開設をしないよう
規定されています。
なんと!
障がい者に配慮した、日本はよい国ですね!
第十九条 当分の間、文部科学大臣又は厚生労働大臣は、あん摩マツサージ指圧師の総数のうちに視覚障害者以外の者が占める割合、あん摩マツサージ指圧師に係る学校又は養成施設において教育し、又は養成している生徒の総数のうちに視覚障害者以外の者が占める割合その他の事情を勘案して、視覚障害者であるあん摩マツサージ指圧師の生計の維持が著しく困難とならないようにするため必要があると認めるときは、あん摩マツサージ指圧師に係る学校又は養成施設で視覚障害者以外の者を教育し、又は養成するものについての第二条第一項の認定又はその生徒の定員の増加についての同条第三項の承認をしないことができる。
しかし、しかしですよ、
そういう視覚障がい者に配慮した制約はおかしいと、おかしな学校が、国を訴えてきたようです。
視覚障がい者なんか配慮することなく、学校を作らせろと。
昔から、大昔から…、視覚障がい者の方々は
「めくら」とか「あんま」とか、
酷い言葉を浴びせられながらも、
障がいを持ちながらも、技術を磨き
努力しながら、生き抜いてきた!のです。
国民の皆様、
この問題について、
視覚障がい者、障がい者、福祉について
ぜひ、多くの関心を持ってください。
そして、応援してください。
皆様の日本のために!
右手奥、仙台地裁
集会に参加してまいりました。
仙台という会場にもかかわらず
山口県、京都、東京等の遠いところからも
真ん中は、日盲連 竹下会長
左手は、 守る会東北 及川会長(岩手県)
右手は、 本日の議長の佐々木会長
岩手県鍼灸あんまマッサージ指圧師会
重ねて、
皆様、関心を持って
そして応援してください。