先日のブログから父のお見舞いに行ってきました。

先に病院の先生から説明あるとの事だったので
早めのお昼の後に病院へ

先生のお話しでは
肺炎と診断して治療したが症状が良くならず
また熱が下がった後で違う症状が出てきて
血管炎の可能性が高く今治療をそちらの方向で切り替えている
との事でした。

肺に水がかなり溜まっている画像などを見せていただいたり
これから免疫抑制剤を投入するので感染症のリスクを高めるなどのお話を伺った為心配も高まりましたが、
母の質問の返答から、先生は前向きにこの状況を受け止めている事が分かり少し安心しました。

また何よりも嬉しかったのが
毎日母に病院から父の症状をお電話してくださっていること
またその中でも話しているであろう母の今までの中での父の状況などを
説明時間をオーバーしているにも関わらず
あらためて今回の説明の中でも母に対して真摯に対応してくださったことでした。

娘としては父も母を2人の絆を大切にしてくださってるように感じ本当に心から感謝致しました

その後、父の面会へ。
病室ではなく談話室の様なところでパーテーションで場所を作る形でした。
久々に会えた父はやはり以前よりすごく痩せ細っていました
また認知も進んでおり私の事はもうわからなくなっていました。
ただ母の事はやはりキチンと覚えており
あなたは私の奥さん」と話した後
「そばにきて」とベットに一緒に寝そべって欲しがっておりました。

母さんも
「父さんがいないと寂しいよ」
と話していました。

そんなやり取りの中パーテーションで隔たれた談話室で流しているテレビから
大川栄作さんの「サザンカの宿」の曲が聞こえてきました。

「サザンカの宿」

親友と最後にあった時に初めてサザンカの花を知り
「サザンカって言ったら大川栄作さんのサザンカの宿しか知らないね」
と笑い合った思い出の曲


なんていう巡り合わせ



その後も父がその後に流れていてきた曲を
一緒に口ずさんだりとちょっとビックリしたりと
色々ある中あっという間に30分のお見舞い時間が過ぎました。

帰り母が
先生の説明で症状が今色々増えて少しショックだけど、父は前回よりもしっかりしていて安心した
と言っておりこれから不安もありながら回復して行く可能性の方が高い気がして安心致しました。

それでも
緊張や不安や安心や
父と母の絆の強さをまた見れた嬉しさや
覚悟していたけど痩せ細ってる父の姿や
私を忘れてしまった寂しさや
サザンカの宿の巡り会わせに親友の事を思い出したりした事など

色々な感情が入り混じりすぎていて
体が追いつかなくなった様で
次の日少し体調を崩しました

逆流性胃炎
親友が亡くなる直前になってしまった病気を
再発させてしまいました。

ここまでお読みくださりありがとうございます。


今日の夕日です


今日を生きぬいた皆様ありがとうございます

どうぞ素敵な夢を。