生きる心 | 脳梗塞と民話語り

脳梗塞と民話語り

よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

朝いつものようにウオーキング

   いつもの所に車を止めて ウオーキングコースへと

      最初に出迎えてくれたのは、ウグイス


初鳴きからでは随分経っているので、

     良い声でホーホーホケキョ、ケキョケキョ ホーホケキョー

      


その鳴き声に押されながら

    歩いていくと、山の中からリスが!


俺の少し前に飛びだしてきて、俺の存在に気づくと

   ビックリしたのか一瞬たち止まって俺の方をチラッと見て

      なぜか安心したのか、今度は俺と平行して歩くではないか


4.5歩行っては、止まって俺の目を見るんです

    また4.5歩行っては止まっては顔を・・・

        そんなことを繰り返しながら3M位いっただろうか


俺はあることに気が付いたのです。

    このリスは俺が好きで一緒にウオーキングしているんじゃなくて


単に道路を渡りたいのだが、俺が一緒に歩いていくから

   横断できないでイライラして 俺の顔を歩っては見、歩っては見て

      道路を横断する距離を測っていたんですね



俺がたち止まってやるとクルミをくわえたまま

   ありがとう、ありがとうと云っているかのごとく

      なんどもなんども俺の方を向きながら渡っていった


間近でその仕草を見ると、かわいくなりますよ。とっても(=⌒▽⌒=)


そんな光景を見ながら進むと

    林が開けて池があるんですが

      普段は沢山のカルガモが池で羽を休めているんですが


今は子育て真っ最中でいないんです

   なんでも外敵がいない田んぼで子育てするそうで

      留守なんだそうです


子供を育てると云うことは、カモだけが大変なワケではないんですね


人の社会でも同じなんですね

   苦労して育てた我が子、その我が子に殺された母親


末期の癌で、痛い痛いと云って苦しんでいた母親を

   看病疲れと、苦しんでいるのを見かねて殺してしまったらしいんです


詳しいことは分かりませんが、

   どちらも被害者だと思いますね


俺も昔経験があるんですね、母親の父親が脊髄癌で手の施しようが無くて

   ただ死を待つばかりだったんです


苦しんで苦しんで死んでいく

   寝ていて寝言で 殺してくれーって云うんです


それが、毎晩毎晩続くんです

    まさに生き地獄そのものです


冷静な人の考えとは また違え考えにもなってきます

    こんなに苦しんでいるなら、いっそのこと・・・・・


楽にしてやりたいと考えなかったらウソになります

    その人だって、苦渋の選択であったと思うよ


みんなで嘆願書書いてやりたい気持ちです・・・ハイッ




                       kanya-suzu