朝いつものようにウオーキング
いつもの所に車を止めて ウオーキングコースへと
最初に出迎えてくれたのは、ウグイス
初鳴きからでは随分経っているので、
良い声でホーホーホケキョ、ケキョケキョ ホーホケキョー
その鳴き声に押されながら
歩いていくと、山の中からリスが!
俺の少し前に飛びだしてきて、俺の存在に気づくと
ビックリしたのか一瞬たち止まって俺の方をチラッと見て
なぜか安心したのか、今度は俺と平行して歩くではないか
4.5歩行っては、止まって俺の目を見るんです
また4.5歩行っては止まっては顔を・・・
そんなことを繰り返しながら3M位いっただろうか
俺はあることに気が付いたのです。
このリスは俺が好きで一緒にウオーキングしているんじゃなくて
単に道路を渡りたいのだが、俺が一緒に歩いていくから
横断できないでイライラして 俺の顔を歩っては見、歩っては見て
道路を横断する距離を測っていたんですね
俺がたち止まってやるとクルミをくわえたまま
ありがとう、ありがとうと云っているかのごとく
なんどもなんども俺の方を向きながら渡っていった
間近でその仕草を見ると、かわいくなりますよ。とっても(=⌒▽⌒=)
そんな光景を見ながら進むと
林が開けて池があるんですが
普段は沢山のカルガモが池で羽を休めているんですが
今は子育て真っ最中でいないんです
なんでも外敵がいない田んぼで子育てするそうで
留守なんだそうです
子供を育てると云うことは、カモだけが大変なワケではないんですね
人の社会でも同じなんですね
苦労して育てた我が子、その我が子に殺された母親
末期の癌で、痛い痛いと云って苦しんでいた母親を
看病疲れと、苦しんでいるのを見かねて殺してしまったらしいんです
詳しいことは分かりませんが、
どちらも被害者だと思いますね
俺も昔経験があるんですね、母親の父親が脊髄癌で手の施しようが無くて
ただ死を待つばかりだったんです
苦しんで苦しんで死んでいく
寝ていて寝言で 殺してくれーって云うんです
それが、毎晩毎晩続くんです
まさに生き地獄そのものです
冷静な人の考えとは また違え考えにもなってきます
こんなに苦しんでいるなら、いっそのこと・・・・・
楽にしてやりたいと考えなかったらウソになります
その人だって、苦渋の選択であったと思うよ
みんなで嘆願書書いてやりたい気持ちです・・・ハイッ
kanya-suzu