「あの寺の住職の話を聞いてみたらどうだ」
何かを學びたい私に
知り合いが声を掛けてくれたのだ

私は言われるがままにお寺へ行き
御住職の話を聞き
お勤めをし
たくさんの講義を受けた

そんな日々が続いたある日
御住職に勧めていただいたのが
中央仏教学院の専修課程という
僧侶資格を得る目的の方が
多く學ぶ学校への入学であった



それまでは大学に固執していたが
もう一つ別の角度から
仏教を通して人生、人間を學ぶというのも
面白いのではないかと感じ
入学を決めた

それから三年間
単位を落とすこともあったのだけれど
多くの方のお力をお借りして
必死で勉強し、なんとか卒業したのであった

その後得度習礼、得度式を経て
僧侶と認められて今に至るのである

こうしたご縁があっての今であるが
私が僧侶となったのには
もう一つの意味があった
続きは次回に