英才教育ならぬ、華才教育?ご子息の中国語、始まります! | ビジネス中国語 漢和塾の窓

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漢和塾の代表、小川善久が綴る中国ビジネス関連ブログ

  漢和塾が創業したのは2005年9月、銀座に事務所兼教室を構えたのは2006年1月でしたが、その半年ほど前の人との出会いから、今から思えばとんとん拍子に起業することになったのですが、当初の事業計画は「こどもの中国語」でした。小学生どころか幼稚園くらいから英語は大事だ!と言う風潮が定着し始めてましたが、アメリカでの小学校からの中国語教育のニュースを見て、これからは日本も早い段階で中国語だ!といわゆる時代の先取りをした気分で計画を練っていました。

 

  ところがどうでしょう?2008年に北京オリンピックがあろうが、2010年に上海万博があろうが、日本と中国の関係はその後の尖閣問題に限らず、ほら餃子事件だ、サッカー事件だ、SARSだと悪化の一途。もちろん悪化させてるのはメディアであったり、日中友好けしからん!と考える米韓がらみの勢力でしたが、子供どころか、一部必要なビジネスマンを除けば、それはそれは流行りませんでした。結果的には、大手資本が真剣に中国語教育の取組みをせずに、英語のメソッド流用したりいい加減なことをしているおかげで、私ら漢和塾が16年も生き延びる隙間を与えてくれたのですが、現実は、優秀な講師と言っても一握り、特に学歴、学力の高い大企業の社員に教えるとなると苦労が絶えないことはこのブログでも話してきました。

 

  時代が代われぞ、巷では武漢ウイルスと呼ばれるコロナ騒ぎがなぜか中国以外の世界で蔓延していますが、米中の力関係の変化が決定的になり、好き嫌いは別にしてビジネスマンは中国、世界に根を張る中華人を意識せざるを得ないですし、当然、武器の一つとして中国語も備える必要があります。ネットで翻訳通訳が可能だから大丈夫?会社の大事な情報をネットに晒しますか?それこそ密な会食で、銃口眼光突きつけながら、テーブルの下では握手…みたいな狡猾なネゴシエーション能力が必要です。

 

  日本にいながらも中国人、中華人と接することが多くなり、下手すると外資系は中華系?就職活動にも影響してくるでしょう。当然、早い段階からの中国語学習も必要で、創業時には早すぎたかも知れない事業がようやく時代に追いついてきました。社会人とはまた違う指導のアプローチも含めて講師陣は数多く接したきたおかげで、すでに優秀な方がいらっしゃいますし、起業時に買い込んだ子供用テキストも手元に。すでに、赴任者のお子様の教育や、中国人を両親の持つ子供の中国語は始まっていますが、この先、事業の新しい柱にゆっくりとなっていくでしょう。経営者は「なっていく」ではなく「する」ものだとか言われそうですが、まずは自分らを磨くこと、そうすれば自ずと市場にお返しができる、そのように考えます。焦らず急ぐ・・・座右の銘ですが、少なくとも中国赴任など経験したご両親には理解いただけると思います。講師のハードルが逆に高くなるオンラインを軸に、日本全国、或は中国現地でも「楽しく真面目な中国語学習」を提供させていただきます。近所の人には内緒で(笑)ご相談ください!