ビジネス中国語 漢和塾の窓

ビジネス中国語 漢和塾の窓

漢和塾の代表、小川善久が綴る中国ビジネス関連ブログ

大家好!
こんにちは!漢和塾の代表の小川でございます。
このブログは中国ビジネスに関わるすべての方々
と、中国や中国語のことについて情報共有できれ
ばとの思いで開きました。よろしくお願いします。

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  劇的な2か月での減量でおなじみのライザップが、ライザップEnglishを始めたと聞いて、これは実に理にかなっていると思いました。2カ月で100点アップの難易度や法外な金額は別にして、これまでの語学業界、教育業界の常識とは次元の違う、行動管理型、或いはモチベーション維持型ビジネス(と勝手に私が名付けています)が語学学習を支える・・・ある意味、目からうろこです。

 

  そもそも論ですが、語学の学習は本来自分でやればいいものです。本屋さんに行けば、「これでできる中国語!」「この1冊でTOEIC800点!」と言ったタイトルの本が並んでいるわけで、それを買って自分でやればいいだけのこと。また当社の講師にも「ただ外国語ができるだけで先生としてはお金がもらえなくなるよ!」とよく言ってますが、今やYouTubeでは、広告収入目当てか、自分の番組を作って授業を無料で流す講師(自称講師含む)も星の数ほどいるわけです。理屈的には、お金をかけなくても自分で考え自分で勉強すれば語学は上達するはずです。が、私も自分なりに毎日、毎週、毎月、そして年間と学習時間の目標をたてて英語・中国語・ポルトガル語を勉強していますが、中国の作文を書くも、模範解答と自分の回答がどれだけずれているのかわからなくなります。英語学習も今の勉強方法が正しいのか、やるべきテキストは正しいのか?なんとなく惰性で学習時間を消化している危機感はあります。

 

そんな時に、各自が勉強すべき方向性や題材を指南してくれ、微妙なニュアンスの違いを添削してくれ、さらにその進捗を管理、時には叱咤激励してくれる人にこそお金を払いたいと私は思います。漢和塾では「通人教育」と名付けて、その学習支援のパートナーを「師匠」と呼んでいます。もちろん目標のない方は勉強以前の問題ですが、集中力の続く3か月、徹底的にお世話させていただき目標を達成するプログラム、いわゆる「虎の穴」に入ってもらうわけです。

 

 ただ、昨年から取り組んですぐにわかったことは、そのような師匠と名乗れる人材がいかに少ないか?旅行会話や単なるモチベーションアップならそれなりに語学堪能な人が担当できるかも知れませんが、上場企業の社員ともなると基本的に学歴、学力は上位にあり、しかも仕事で使うとなると各業界に精通していなければならず、正直不定期で不安定な語学教師の仕事の領域にそのような「師」となる人材がどれだけいるのか?弊社で実施している中国語講師の実力テスト「中国語教育能力検定試験」でも10数年で2,000人以上がチャレンジしても7割程度を合格ラインにして60人(3%)も合格しない。さらにリアルではなく、遠隔で優秀な人の学習管理をするのは非常に難易度の高いことです。「焦らず急ぐ」が座右の銘ですが、然るべき人に然るべき人を!通信教育だから全国展開だ!何万人だ!とならず、目の前の語学も武器にするべきビジネスマンの方、お一人ずつからサポートしていきたいと思います。


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  「不」のつく言葉がビジネスのキーワードなることは、社会人で最初にお世話になった会社の上司が仰ってましたが、不便なものを乗り物や仕組みで解消し、不足しているものを供給し、不潔を綺麗にし、不可能を可能にして宇宙技術も発展してきたわけです。今の中国はまさに地下鉄が網の目に延び、ネット環境は日本の比ではなく、日本にあって中国にないものも少なくなりつつあり、社会主義資本経済なる一見不可能なものも今のところ可能にしているわけです。個人的に不の付く最強キーワードは不安かも知れなくて、固いところでは病や死に備える保険ビジネス、不安の解消で酒たばこなどの嗜好品が飛び交い、お賽銭も含めた宗教、信心もある意味お金を産み出します。

 

  そんな中国ですが、不満、不健全、不都合など、解決できていないワードも数多く存在しているようには思います。もちろん不満で言えば、貧富の差と言う不均衡は確かに大きいのですが、日本のように中流が多くて上下に格差が広がったのではなく、もともと文革以降の底辺から1%が金持ちに、沿岸部が栄え、今や6割はユニクロでも買おうかと言うレベルになっていて、習近平も貧困撲滅、地方の農村淘宝などの施策も繰り出していて国民の不満が貧富の差で爆発するとは思えません。が、日本の高度成長期のように先人が汗水たらして働いたのとは違い、一部の企業成功者を除いては不動産バブルによる土地成金が増えたことが所得水準を引き上げているように感じます。実に不健全な経済の指標をこれまでの経験値で見ると中国は崩壊すると予言する方が後を絶たないのはわからないではないです。

 

  ただ中国共産党の一党独裁が続く限り、また不動産価格を中国政府がコントロールできている限り崩壊はしないでしょう。外国投資家に自国の土地の相場を握られると大変ですが、中国は個人の持ち家でさえ権利に過ぎず土地は国のものです。不都合な真実も山ほどありますが、共産党内で内紛でも起こらない限り抑えは効くわけで、実際に習近平に逆らえる勢力は当面出てこないでしょう。アメリカが中国擁護の民主党オバマ政権からトランプになってどこまで中国と対峙できるか?ロシアの巨頭プーチンが米中とどう付き合うか?かねてから申し上げている中国の強敵インドが成長できるか?そんな国際情勢の中の中心人物は中国でもあります。日本はこのようなとんでもない国際情勢を乗り切らなければなりません。

 

  いずれにしましても、中国が崩壊するときは世界も崩壊する・・・それくらいの影響力をすでに持ってしまっていることを認識した上で、あら捜しの崩壊論を唱えている暇があったら、彼らの脅威に向き合い、外交含めて対抗策を常に講じる必要があります。そのためには政治のトップも企業のトップも中国を知ることです。不のつく言葉で表すと中国は何とも不可思議な国なのですから・・・


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  日本がGDP世界第2位の座を中国に奪われたのは随分前の話ですが、その後の差もどんどん広がっています。面積が26倍だとか人口が10倍だからどうした?と上から目線で見ていてもその市場の規模は尋常ではありません。経済においては日本の大企業は世界のトップクラスでしたが、気が付けば中国企業が上位に並び、お家芸の自動車でさえ電気自動車にステージを変えられるとうかうかしてられません。歪な経済成長ではありますが、国家を上げてトップ企業が世界で稼げればシャンペンタワー式に国は潤うわけで、中国の不正や失敗事例を並べて崩壊論を述べることに何の意味もありません。ノーベル賞の歴代の数では圧倒していますが、さてこの先はどうなることやら。13億の1割が学力優秀なら日本の総人口に相当するわけで、ゆとり教育などしていた日本と受験競争の中国では違いが出てくるでしょう。

 

  それでも日本には技術が!と言いたいところですが、盗まれたとは言え中国の技術が逆にアフリカなどに輸出される始末、日本の優良企業が嵌められて半ば買収され、優秀な人材が韓国や中国にも流れていきます。ならば礼節の日本!と言いたいところですが、国の方針とは言え、この数年で急に信号を守り、クラクションは鳴らさず、歩行者優先になった交通事情の変化は凄まじいもので、かたや日本では信号無視など素行の悪い人も普通に見かけるわけで、これは外国人が日本に増えたからだけではないと思われます。キャッシュレスやスマホの進化においてはもう日本が原始時代と呼ばれかねない差の開きようで、確かに偽札の多い人民元に信用がないのもありますが、老若男女、誰もがスマホでピッとやっていますし、いまだに日本では国会で反対している全面禁煙、道端は別にして中国の屋根のあるところはほとんど禁煙になっているわけです。

 

  それでも日本が勝てるもの・・・現時点で何とか維持できているのは一流の技術者の拘りや職人気質、設えや気配りの効いた製品かも知れません。中国のポテチの袋がうまく開かない・・・そんな些細なことではありますが重要なことです。あとは中国の電車で騒ぐバカ息子を見ていると、この子らの世代は大したことないなと思えるわけで、日本も原点に立ち返り、しつけや教育をしっかりやる必要があります。個性を伸ばす以前に集団行動の中で最低限のマナーなど、昔なら当たり前のことをもう一度強化するべきです。まずは相手を知ることが大事なわけで、以前はアメリカに憧れ留学をした若者も、これからは中国を見て、その現状と課題を分析することで日本がまた強くなると思います。

 

  


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  先々週の中国出張が遠い昔のように思えますが、キャッシュレス、トイレ革命、崩壊しそうにはない経済、信号を守りクラクションがならない街角、その変化の早さは想像以上でしたが、一方で不動産バブルで運良く富を得た人とそうでない人の格差は広がっています。ま、日本のように中流が多数で上下に格差が広がると言うより、元が底辺だったとして、一部は雲の上に、多数は中流に格上げされ、大多数は取り残されたとは言え、シャンパンタワーよろしく、世界から金が集まるうちは底辺まで小康状態にはできる…そんな構図に見えます。

前置きが長くなりましたが今回もあまり日を置かず同じことを呟きます。昨今は知り合いでも中国語を学ぶ人が増え、大学の第二外国語でも6割近い選択率とは聞きます。喜ばしいことですが学習者が増えるに連れて、中国語の基本の基本、声調が疎かなまま多くの単語だけ覚えてしまった方も多く見受けられるようになりました。私は彼らを失礼ながら発音難民と呼んでますが、その責任は初めて中国語を学ぶ段階の中国語講師にあると思います。

  特にネイティブ講師に問題があることは前々から申し上げていますが、日本人には同じ漢字だとしても音読み訓読みに加えて難解に見えるピンインを使ったもう一つの音を覚えるだけで大変、どうしてもそちらに注力しますが、中国語が通じる通じないの鍵はたかが四つの声調なのです。大抵のテキストには冒頭数ページに声調の説明があるだけですが、音感が優れた人も中にはいますが、カタカナで発音しても声調の組み合わせは意外に難しいもので、ピンインを固める前に声調の組み合わせの練習をすべきだと思います。

  細かい話では、一声の高さを維持する!三声の語尾は基本上げない!と言うのがありますが、いずれyoutubeの番組でご案内しますが、ネイティブ講師自体が声調のコツを端的に説明できなかったり、声調を間違えていても直さないと言うことが問題です。中にはたくさん練習したらいつかできるなど、講師失格なことを言う人もいますが、彼らにはたかが四つ、何が難しいと思えるのかも知れません。関西人には一声の高さや抑揚があったり馴染みやすい気はしますが、一般的に抑揚つけずに話す日本人には、少し大げさなくらい四つの差を明らかにしないと、何千も単語やフレーズ覚えた後では取り返しがつきません。

  冒頭の声調なくして報酬なし!は弊社講師への規定、自分が教えた受講生の声調ができていなかったら給料払いません!と言うもの。受講生の方にとっては声調なくして尊敬なし!で、それなりのお立場になることが多い大企業の方なら声調もデタラメな中国語なら話さない方がまし、逆に短い挨拶でも声調が正しければ尊敬されると思います。もう何年前から同じことを言っているのでしょうか…中国語学習者が増える中で、もっと声を大にして言う必要がありそうです。

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  昨年の11月の上海・北京の出張がそもそも半年ぶりの中国出張だったわけで、事件は現場で起きているをモットーにする私としては、全然現場見てないじゃない?とお叱りをうけそうです。もちろん、かつて所属したことのある中国語の会社では、社員はおろか、顧問の先生でさえ年に一度の慰安旅行ぐらいしか中国に行かないのに見てきたように中国の異文化を語っていましたが、昨今の中国の変化からすれば、以前の私のような二カ月に1回でも足りないくらいで、本来は住んでみてなんぼだとは思います。人様のことを言えないこの1年だっただけに、この後は8月のブラジルを除いてはできるだけ中国に足を運びたいと思っています。

 

  そんな中国は上海に先ほど夜の9時に滑り込みましたが、まずは本人初体験の指紋採取、実は先週の剣道の練習で右手親指を骨折していて包帯を巻いていたので、入国審査の手前の機械はパスすることになりましたが、けっこう時間がかかることから二段階であらかじめ指紋採取をしているようです。また、入国審査の列は各国の外国人で溢れ、これは1時間はかかるのでは?と思いきや、隣のレーンがいくつもスタートして事なきを得ました。指紋は左の4本、右の4本、親指2本の3回にわけて登録しますが、ま、日本でも台湾でも外国人にはしていることを考えると中国では遅すぎるくらいです。

 

  アプリの発達で心配されたタクシーもさすがに空港では外国人も多数なので、さして待つこともなく乗れ、しかも「現金しかないですよ」と予め言ってみましたが、特段気にする様子もありませんでしたが、「最近は全部携帯だよ!」と運転手さんが言っていました。また、開けっ放しの窓からは少し涼しい空気が入ってきて、ふと車窓から遠くを見ると夜景がくっきり、PM2.5で大騒ぎした大気汚染も今日だけなのか?影を潜めていました。なんだかフレンドリーな運転手さんはご丁寧にホテルまでの行き方を何度も確認してくれて結果的に最短ルートでしたし、チェックインしたホテルのスタッフの優しいこと。

 

  中国の世界戦略は軍事、政治的には脅威ですが、同時に習近平氏の長期構想にはモラルや環境も指標にいれたことから、中国人の見かけの裕福さだけではなく、態度や作法がこの先変わるかも知れません。もっとも、それは日本人的な常識的な道徳観念ではなく、これをやると罰せられるから始まり、これをやると褒められると言ったある意味損得勘定の段階かも知れませんが、その変化のスピードは、いまだにモリカケだと国会妨害野党が騒ぎ停滞している日本の比ではないかも知れません。


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  弊社では、2018年から東武スカイツリーライン⇔東京メトロ⇔東急田園都市線において、車両の窓にシールをはる形で交通広告を掲載しております。そのキャッチコピーが「好き嫌いは別にして、これからは中国語」と言うものですが、実は匿名でこのキャッチを不快に感じるとのご指摘がありました。直接返信ができる情報をいただいてないので、この場でご説明させていただきます。

 

  そもそも「好き嫌いは別にして・・・」と言うキャッチの背景にあるのは、日本での中国への好感度調査の数字です。内閣府が2017年に行った調査において、中国に「親しみを感じる」「どちらかと言うと親しみを感じる」と答えた人がわずか18.8%。もちろん残りの81.2%が不快に思っているというわけではありませんが、アメリカの78.5%、政治的にも揉めることの多い韓国でも37.6%ですから、比較してみると日本人の中国への好感度は低いと言わざるを得ません。ここからはデータではない話になりますが、中国とビジネスで関係している人が多いはずの社会人の知り合いの中にも中国が嫌いと言う人は少なくはないですし、この傾向は中国に一度も言ったことがない人だとさらに悪化すると感じています。何より中国語を生業にしている私の妻が中国は嫌い!と断言しております。

 

  私はこの理由は日本のメディアの印象操作にあると考えます。この10年でも、中国のニュースと言えば、段ボールで作った餃子事件、PM2.5の大気汚染、極めつけは尖閣問題で中国人が日本車を叩き潰す映像など、とにかく中国のマイナスな側面をしょっちゅう報道してきました。うちの妻でなくても潜在意識の中で中国への嫌悪感を抱かせるには十分な印象操作です。かたや韓国については実際の政治的な横暴とは別に韓流ブームなどと好印象を抱かせるようなメディア操作がされていて、中国の倍の親しみ度になっています。以前にも書きましたがアメリカや韓国からすると、政治もビジネスも日中が仲良くなるのは悪夢みたいなものです。匿名の方からは、もう少し賢い言葉ないのか?と指摘されましたが、公共広告でもないので、私の感性を優先させたまでで、高額なデザイン料、差し替え費用も必要な中で、残念ながら広告内容を訂正するつもりは当面はございません。

 

  それに私にはこの広告で中国や中国語を卑下するような意図はまったくありませんし、私は声を大にして中国語の必要性を唱えたいのですが、好感度調査の数字を鑑みた上で、あえて日本人に改めて中国語の必要性を感じていただくために好き嫌いどころか本当は嫌いな人が多い事実をはっきり意識した上で、中国語の必要性を唱えています。匿名の方は中国人の方、あるいは中国を愛する日本人の方なのかも知れませんが、日本での実際の数値と私なりの工夫をご理解いただけますと幸いです。


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  ここで何度か述べてはいますが、日本のメディアの影響か、特に新聞やテレビしか情報源のない世代に顕著なのが、中国崩壊を真に受ける人の多いことで、これはいっぱしのビジネスマン、下手すると経営者にも見られ、脅威論ならまだしも、どこか上から目線で中国の問題点を論えますが、大概そのような方は最近の中国には行ったこともない人です。確かに実際のアンケートでも中国に好感度のない日本人が大半ですし、私の妻も中国嫌い!とばっさり切って捨てますが、グローバルなどを標榜する社会人が中国に対して思考停止してしまうのはどうかと思います。

 

  かく言う私もこの1年は中国現地に足を運ぶ頻度が極端に減ってまずいのですが、昨晩は日本のメディアにもよく登場する中国人評論家の講演を聞くこととなりました。もちろん日本人中国人、何事も双方話半分で聞かなければならないのですが、実にわかりやすく中国の現状とこの先の方向性を講義いただきました。習近平独裁体制とは言われるものの、中国は常に熾烈な権力争いに勝ち抜かないと何も前に進まないわけで、「赤色権貴」と呼ばれる既得権を持つ共産党の権力者の排除は自らの出身母体「太子党」にも及ぶようで権力集中の必要性を感じての憲法改正、任期撤廃とのこと。時系列的にはすでに発表されているように、2020年までの第1段階では小康社会の全面的完成、第二段階は2035年までに米国を抜く、第三段階は2050年に「中国の夢」、中華民族の偉大な復興を果たすというものですが、私がよく中国は新興国ではなく再興国だと言いますが、全世界の経済規模3割に戻ることを掲げています。

 

  特筆すべきは軍事、経済面の脅威だけではなく、モラル、環境と言った要素も掲げられていること。昨今、信号を守る中国人が増えたことを例に挙げていましたが、監視カメラの影響はあるとは言え、最近は日本への観光客でも若者は信号を守るようになっているわけで、日本人が忌み嫌う素行の悪い中国人イメージも、世代、社会的立場に応じてどんどん変化しているわけです。前述の中国崩壊論者の特徴としては、GDPを一人当たりで平均してまだまだ!と言うものが多いのですが、同じ中国を仮に沿岸、内陸、奥地と三つにわけた場合、一つの国に先進国と途上国と後進国が共存している、そのように分析してこそ初めて中国の実力が語られるというものです。

 

  また私が危惧していた自動車産業における電気自動車の急伸ですが、「弯道超車」とはよく言ったもので、後追いの直線ではなく時代が変化するカーブで追い抜く、つまりハイブリッドで勝てなくても電気自動車に土俵を変えて勝負してきたわけですが、それでもやはり日本の技術は更に先を行けばいいわけで、トヨタ自動車が開発する次世代の水素燃料電池、その技術を今回来日した李国強首相が視察したとの情報もありました。日中関係の改善、決して手放しで喜べませんが中国首相が各省のトップを従えて来日した意義、日本のメディアは相変わらず低次元な野党のパフォーマンスを報道していて恥ずかしいですが、引き続き多方面の情報をとる努力をしていきます。


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  先に安倍総理と習近平主席の電話会談についてコメントしましたが、個人的には安易に日中友好を唱える必要はなく、対等に対峙して行くためにはまずは窓口があり交渉の余地があることを評価したまでです。日本人の特に熟年老年層には中国崩壊期待論が形を変えて延々と続く向きがありますが、中国の100の問題点を数えても10倍の規模で存在感もあるわけで、中国抜きにグローバルを語ることに何の意味もありません。相手の綻びを期待する前に日本がさてどこまで世界と渡り合えているか?アメリカ軸とは言え近年稀に見る外交を展開する現政権、邪魔をするのは暇な野党と反日メディアの存在でしょう。

 
  そんな中、中国の勝手な世界経済圏構想と私が呼ぶ一帯一路、体力のない国に札束攻勢をかけ、スリランカじゃないですが軍港まで手に入れようかと言う野望に、日本、英国、インドは含まれていませんが、野放しにしておくわけにもいきません。さっそく日本政府は一帯一路官民協議会を模索していますが、これは日本の産業界にも影響のあることですので、手放しには喜べませんが重要な動きではあります。私はよく中国脅威論を唱えていますが、脅威があるからこそ興味を持ち距離を測っておかなければならないと思います。取り込まれてしまってはいけませんが、逆に相手のネットワークを利用しない手はないとも言えます。
 
  中国や他国が日本の技術を盗み、優秀な技術者も増えたとしても、日本の職人技的なしつらえや、拘る極めると言った製品の品質はまだまだ負けないと思います。以前に営業部長が中国人で製造部長が日本人、経営企画室にシンガポール人がいる組織は世界最強では?と思ったことがありますが、中国が展開する一帯一路の営業力をうまく取り込めば日本としても損する話ではないのでは?もちろん情報漏洩、ハニートラップ含めて用心すべきことは多いですが、技術を盗まれたら更にその先を開発する…グローバルはエンドレスゲーム、既存の経済理論や常識が通じない世界だと思った方がいいでしょう。
 
 中国の方には私の論調は不愉快かも知れませんね。ま、綺麗事で世界平和を語っても無意味なように、グローバルなビジネスも常に戦国時代。敵の敵は味方だったり、割り切れるものではありません。私もそうですが、どうも日本人は過去の事例を重んじ、また計画的に物事を進めることが評価につながったりする環境ですので、無法地帯のグローバルでは別の神経回路、思考回路を持たないとやっていけない・・・そんなことをまた半年以上も中国出張から遠ざかった焦りとともに朝からブログを書いてしまいました。
 
※参考資料 一帯一路で官民協議会 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180506-OYT1T50046.html

 


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  田中角栄と周恩来の時代は詳しくありませんが、私が中国に本格的に関わり始めた2005年からは、日中関係は揉め事ばかりでした。小泉政権下では北朝鮮を電撃的に訪問した一方で、中国とは完全に対決姿勢。商量(交渉事)が得意な中国人からも「そもそも交渉のしようもない!」と評されていました。その後の尖閣問題においては、石原慎太郎氏が意味不明の東京都で購入だとか言い始め、民主党政権化で国有化などと宣言したものですから、本来は領土問題は存在せず!の日本の立場が完全に崩れる結果となりました。日本のメディアは日本人ができるだけ中国を嫌いになって欲しいのか、リスクだ!崩壊だ!と言うニュースを垂れ流し、ビジネスにおいてもできるだけ疎遠になるように仕向けているのでしょうか。実際に、もし私がアメリカの自動車メーカーや韓国の家電メーカーの経営者だったら、反日デモが起きれば起きるほど喜びます。暴徒のせいにしてカメラの前で日本車1台ぶっ壊せば、それだけで飛んでもない額の売上ダウンになりますから。

 

  先のブログで中国の脅威と先進性について書きましたが、外交とは二枚舌は当たり前、狡猾なくらいの度量が求められるわけですが、好き嫌いの二者択一で対立だけしていても何も始まりません。決しておもねる必要はありませんが、朝鮮半島が北朝鮮主導で統一を模索し、米朝、中朝、米中、さらにロシアの動きも読めない中、日本に中国との対話のパイプがないことは東アジアのみならず、国際情勢においても致命的です。そんな中での安部総理と周近平国家主席との初めての電話会談は実に画期的なことと言えます。

 

  その内容は核廃棄を表面的に唱える北朝鮮への圧力と拉致問題への協力のようですが、何より大事なのは電話であろうと日中両国のトップが会話ができる状態である現実です。対話だとか融和だとか綺麗ごとを言う必要はありませんし、譲れぬことは喧嘩になっても言うべきですが、小泉政権のような一歩もその場を動かない態度は外交とはとても言えないわけで、アメリカのトランプ氏との関係を構築しながらロシアとも中国ともコミュニケーションをとる、私が知る限りではこのような外交を展開する総理大臣は初めてです。

 

  17連休の野党など論外として、一国の総理大臣にはゴルフ以外に休みなどないのでしょうが、日本のテレビをつけるとジャニーズの茶番劇、或いは大韓航空の水かけ姫の映像ばかり。韓国の財閥が北朝鮮に乗っ取られる布石でしょうか?夜の某テレビ局では日中首脳会談をさておいてトップニュースはイチローの実質引退の報道でした。政治的な話をここでするのもどうかと思いますが、経済と政治、国家と私らの生活は綺麗ごと抜きに関係してくるわけで、とりあえず私には1票だけはありますので、国のために働く人を見極める努力は常にしたいですね。ちなみに私は右でも左でも親中でも反中でもない、ごく普通の日本を大事に思う日本人です。その上で良くも悪くも中国と関わり、好き嫌いは別にして中国語の必要性を唱えています。

 

 


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  GW真っただ中ですが、国会審議放棄の6野党は17連休とのこと。Mr.年金とか言われた議員が審議拒否を学校の先生と生徒に例える動画を見ましたが、国会議員たるもの、野党が生徒で総理が先生の関係でしたか?先生が気に入らなければ学校を休め!と主張なさるとは学級崩壊推進派と思われても仕方ないでしょう。また、中国に関わる仕事をしている私自身が、中国の軍事的、政治的脅威について警笛を鳴らしていますが、沖縄に限らず日本国内に多数いらっしゃる帰化人も含めた中華人には良い人も悪い人もいるわけですが、外国人地方参政権など推進したら日本の終わりの始まりになるのは間違いないでしょう。

 

  GWの前半に茨城は笠間の陶炎祭、さらには長野から黒部ダムに寄って富山の温泉に泊まり、帰路には富岡製紙場を見てきましたが、各所で中国人の個人・団体旅行客に出くわします。ひと昔前の素行の悪い観光客は少なくとも今回は見当たらず、日本の景観や技術に純粋に感動している人ばかりで、〇〇人と一括りにすることの愚かさを物語ってはいます。されど国境はいつの世も流動的で、この世界はひと時たりとも争いをやめたことはないわけで、米中二大覇権、その先に再び世界の中心を窺う中国相手に、日本はアメリカ始め他国も巻き込みながら国家の生き残りを図らなくてはなりません。

 

  政治的な中国脅威論とは別に、日本の大企業がグローバルと呼ばれる世界でビジネスをしていく上では、中国を切り離すことは難しのも事実です。当のアメリカ、さらに台湾なども表では銃口を突き付けながら机の下ではビジネスでがっちり、外交や貿易には狡猾な二枚舌も必要なわけで、いっぱしの大企業の経営者が中国はリスクだ!これからはアセアンだ!新興国だ!と言ったところでその先には巨大な中国資本がすでに幅を利かせています。技術の日本は負けやしない!と言った幻想も、最有力の自動車産業でさえ電気自動車に土俵を変えられ、人材の教育含めて長期的に中国に投資をしている企業を除けば、技術の差は縮まり規模では大負け、実際に日本の企業の大半が中国に進出しましたが勝組を探すのは意外に難しいです。

 

 中国出張からまた半年以上も遠ざかった私の耳には、スタッフやクライアントさんからの中国の最新事情が入ってきます。キャッシュレスやトイレ革命などはすでに古いネタ、ITやこの先のAIの分野では日本を遥かに凌ぐ勢いで中国が先を進んでいくことでしょう。中国を語るなら、脅威を把握しながら先進性も認識する必要がありそうですね。

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