おひさしぶりです。カヌパです。
先日、ふと気になって録画したNHKの再放送番組です。
見始めて、釘づけでした・・・
日本人の自閉症を持つ少年が2007年に書いた本が、今、世界中で注目されている、という内容です。
千葉県在住の作家東田直樹さんが、13歳のときに書いた『自閉症の僕が跳びはねる理由──会話のできない中学生がつづる内なる心』
「僕たちは、自分の体さえ自分の思い通りにならなくて、じっとしていることも、言われた通りに動くこともできず、まるで不良品のロボットを運転しているようなものです。いつもみんなにしかられ、その上弁解もできないなんて、僕は世の中の全ての人に見捨てられたような気持ちでした。僕たちを見かけだけで判断しないで下さい。どうして話せないのかは分かりませんが、僕たちは話さないのではなく、話せなくて困っているのです。自分の力だけではどうしようもないのです。自分が何のために生まれたのか、話せない僕はずっと考えていました。僕は筆談という方法から始めて、現在は、文字盤やパソコンによるコミュニケーション方法を使って、自分の思いを人に伝えられるようになりました。自分の気持ちを相手に伝えられるということは、自分が人としてこの世界に存在していると自覚できることなのです。話せないということはどういうことなのかということを、自分に置き換えて考えて欲しいのです」
MRIの検査を、自分の治療にはつながらないけれども、将来の人たちの役に立つから、という理由で受け、その結果、脳の中の言葉を理解する部分と、言葉を表現する部分がうまくつながっていない、ということが解りました。
そしてその分、他人の心を察する部分が発達しているのだそうです。
東田さんは、ご家族の理解と努力があって、パソコンで言葉を表現する、という手段を得ました。
その言葉は本当にキラキラと美しく、深い慈愛に溢れています。
「僕のために家族の誰も犠牲になっていないと子供時代の僕に思わせてくれたのが僕の家族のすごいところです」
「昔は自然と一体になるのが幸せだったけど、今は家族と笑っているときや僕の本の感想を聞いている時が幸せです」
東田さんの本を読み、自閉症の子を持つ世界中の方たちが救われているそうです。
子どもの考えていることが、やっとわかったと。
9月13日にも再放送があるそうです。
ぜひ見て下さい
MAHALO