東日本大震災を受けて



今回の震災において、会員の皆さま、そしてご家族・会社関係者の方に人的被害等はございませんでしたでしょうか。3月11日の地震到来から現在まで情報収集並びに市内・県内の状況確認をおこなっておりました。一部、市内では断水や壁の崩壊等が確認された様ですが、大きな被害は出ていない様でございます。県内では真岡市以西・那須烏山市方面で断水が続いているとの情報が入っております。姉妹JCであります千葉県旭JCの管轄(旭市)では津波による被害が発生し、市内で6名の方が亡くなられたとの報道を耳にしております。旭JC高野理事長とも連絡を取り合い、状況確認をしております。被災された方へは心より哀悼の意を表します。


さて、鹿沼JCメンバーの中からもLOMとしての支援策等についての問い合わせがありましたが、今回の震災範囲は過去の災害の様にスポットではなく、広範囲にわたっており、被災地の状況を十分把握した上で行動するべきと考えております。とちぎボランティアネットワーク(とちぎVネット)との情報共有を進めて参る予定でいます。

また現在、日本JCでは福井会頭を本部長とした「災害対策本部」も立ち上がり、関東地区協議会でも「KADSNET(災害ネットワーク)」も発動されております。栃木ブロック協議会のHPでは県内各地の災害情報掲示板が動いております。各HPより確認をして頂ければと思います。


被災地でもある福島ブロック協議会の坂田会長からも次の様なメッセージを頂いております。

今、各LOM独自で動かれても被災地として受け入れ態勢もできておらず、渋滞による二次害の誘発や、支援者が被災者になる可能でも大いにあります。県庁も実際に回線もパンクし、支援要請を個別に受け入れることが困難です。』


3月14日の理事会でも本件について協議をする予定であり、志のあるメンバーの皆様におかれましても、はやる気持ち、やるせない気持ちは皆同じでございますので、もう少しお待ちください。理事者の皆様におかれましては、片付け等が忙しい時期ではあると思いますが、万障お繰り合わせの上、理事会にご参加いただきたくお願い申し上げます。

まだ余震も続く様ですので、くれぐれご注意ください。




                                     以上



                             (社)鹿沼青年会議所

                              理事長 荻村 誠




今こそ、JCの絆をもって、日本の危機を乗り越えましょう!