こんばんは！(^o^)丿
よりタフに！より美しく！より笑顔に！
あなたを鍛えて、壊して、癒やす
空手師範の田中です。
能書きだけ散々語って、
肝心のLIVEレポートがまだだったので、
今更ですが
３月１９日(火)に鑑賞した
『上野水香オン・ステージ』の
LIVEレポートを紹介します。
会場は、
東京の上野公園内にあります
東京文化会館。
開演の１時間前に到着しましたが、
ロビーは人でいっぱいでした。
当たり前のことですが、
ももクロのLive会場とは
全然、雰囲気が違います。
が、客層は似ている気がする。
年齢層がかなり高めです。
‟バレエ”というと
どうしても‟女性のもの”というイメージがありますが、
男性客も多かったです。
で、不思議に想ったのが、
「私、バレエやってます！」
という感じの少女の姿が少なかったです。
バレエの公演には
よく見かける光景なんですけどね・・・
さて、
今回の私の席はB席で
３階になります。
席からステージを見たら
こんな感じです。
この公演は、
１９日(火)と２０日(水祝）の２回公演で、
２０日(水祝)分は早々に完売していました。
上野水香さんの人気の高さが
解りますね！
１９日(火)の分は、
私がチケットを購入した２週間前には
結構空席がありましたが、
しっかり埋まっていましたね。
ちなみに、
バレエの公演には
🍀全幕もの
🍀ガラコンサート
とあります。
‟全幕もの”とは、
『白鳥の湖』とか『ジゼル』、『くるみ割り人形』など
物語をバレエで表現するもので
４幕からなる作品が多いです。
ですから、
２時間を超えるものが多いかな。
‟ガラコンサート”は、
短い作品だったり、
全幕ものの名場面を抜粋したものを
集めた形式の公演です。
今回のバレエコンサートは
ガラコンサートでした。
演目を紹介しますね。
🍀『カルメン』
振付：アルベルト・アロソン
音楽：ジョルジュ・ビゼー
誰もが耳にしたことがある
ビゼー作曲の『カルメン』です。
元々は全幕もののバレエですが、
今回は約５０分にまとめての公演でした。
物語を簡単に紹介します。
街中の男を虜にするほどイイ女のカルメンは、
ホセという若者と恋仲になっていました。
カルメンを上野水香さんが踊るのですが、
初めて生で上野水香さんを見た私の印象
「顔、ちっちゃ！！」
「手足、長～い！！」
でした。
水香さん、
日本人の女性ばれダンサーとしては
高身長の１７０Cm
ダイナミックな踊りではありますが、
物凄くやわらかな動きで、
とてもカルメンらしかったです。
ホセ役の柄本弾さんとの踊りは
熱い濡れ場を観ているみたいで
身体が熱くなりました・・・(#^.^#)
物語に戻りますが、
仲良かったはずのカルメンとホセですが、
カルメンは、
街一番のモテ男‟闘牛士”のエスカミリオに乗り換えます。
カルメンを諦めきれないホセは復縁を迫りますが、
口論の最中に
なんと！！
ホセは、
カルメンをナイフで刺し殺してしまった！！
この衝撃のシーンに想わず、
「え～っ！＼(◎o◎)／！」
と声を上げてしまいました・・・
なかなかエグいバレエでした。
演目二つ目は、
🍀『ドン・キホーテ』
振付：ウラジミール・ワシューリエフ
音楽：レオン・ミンクス
全幕もののバレエから
名場面を抜粋したものでした。
かなり派手な作品で、
男性ダンサーは、
跳んで、跳んで、跳んで
回って、回って、回って
女性ダンサーは
可愛く踊りながらも
最大の見せ場は‟グランフェッテ”といわれる
片足で３２回転する大技。
ガラコンサートでは
定番の作品です。
三つ目の演目は
🍀『タイズ』
振付：ローラン・プティ
音楽：ジュール・マスネ
１０分程度の短い先品で
特に物語とかは無いと想います。
ただ、
聴いたことあるなぁ～
という曲が使われていて、
カルメンとは全く違った
上野水香さんの踊りが観れました。
さて、
いよいよ本命の
🍀『ボレロ』
音楽：モーリス・ラベル
振付：モーリス・ベジャール
『ボレロ』そのものについては
以前、このblogで熱く語ったので
今回は省きます。
世界のトップダンサーだけが
踊ることを許された『ボレロ』というバレエ、
私は
上野水香さんで３人目のなります。
一人目は、
ジョルジュ・ドン。
『愛と哀しみのボレロ』という映画で初めて知り、
バレエと言うものを初めて生で観たのが
ジョルジュ・ドンの『ボレロ』でした。
この映画に関しては
改めて熱く語りたいと想います。
私の中でNO・１の映画なので・・・・
さて、
ジョルジュ・ドンの『ボレロ』は、
かなり衝撃的でした。
なんて言うんだろう・・・
ジョルジュ・ドンの踊りは
‟音楽”そのもの。
だんだん引き込まれていって、
終わった時には
立ち上がって想いっきり拍手していました。
大号泣しながら・・・
それで、
すっかりバレエにハマってしまいました。
二人目に観た『ボレロ』ダンサーは、
パリ・オペラ座のエトワール
シルヴィ・ギエム
この方の『ボレロ』は
一言で言うと
「圧倒された！」
です。
この方、
確か、元体操選手ということで
ある意味‟フィジカルモンスター”でした。
迫力ある『ボレロ』に、
圧倒されてしまい
呆然と観続けた記憶があります。
そうそう、
この方もかなりの親日家で、
バレエダンサーとしての引退興行を日本で行い、
『ボレロ』を大晦日のカウントダウンで踊りました。
偶然ですが
私もそれを観ていて
歳を重ねた彼女の『ボレロ』は、
円熟味が増して
素晴らしい舞台でしたね。
さて、
肝心の上野水香さんの『ボレロ』は・・・
水香さんの『ボレロ』は、
とても優しくて、暖かくて
観ていて
包み込まれるような安心感を感じて、
２回くらい泣けてきました。
ジョルジュ・ドンの『ボレロ』とも
シルヴィ・ギエムの『ボレロ』とも異なる
上野水香の『ボレロ』
三十数年間、
バレエから遠ざかっていましたが
上野水香さんの『ボレロ』を観て、
また、バレエにハマりつつあります。
ももクロも良いけど、
ばってん少女隊も良いけど、
荻野目ちゃんも良いけど、
バレエの公演にも
足を運ぼう。