こんばんは!(^o^)丿
よりタフに!より美しく!より笑顔に!
あなたを鍛えて、壊して、癒やす
空手師範の田中です。
もう直ぐ、‟終戦記念日”ですね。
終戦記念日に向けて、
NHKなどで、戦争に纏わるドキュメンタリーが
いくつか放送されています。
時間があるときには観るようにしているのですが、
もう一度、このドキュメンタリードラマが観たくなりました。
第二次世界大戦末期の昭和20年4月、
九州最南端にある知覧飛行場から飛び立った
若い特攻兵たちの身の回りのお世話をした
知覧高等女子学校3年生で構成された
‟なでしこ隊”の活動を描いたドキュメンタリードラマ。
何度か、このblogでも紹介しましたよね。
桜の小枝を振って特攻兵を見送る
なでしこ隊の皆さん
左から3番目の少女が
おそらく、なでしこ隊のリーダー的な存在だった
前田笙子さん。
このドラマは、
なでしこ隊が、特攻兵の身の回りをお世話した、
昭和20年3月28日から4月18日までの23日間、
その活動を前田笙子さんが綴った
『特攻日記』を題材にして
実際の映像を織り交ぜながら作られた
ドキュメンタリードラマです。
『特攻日記』
今回、このドラマを観たのは
多分、5回目。
でも、今まで観た中で一番泣けました。
なんか、辛くて、切なくて、哀しくて・・・
それは、
多分、この書籍を読んだからでしょうね。
これは、前田笙子さんが綴った‟特攻日記”や、
特攻兵が、家族や愛する人に贈った
遺書や手紙をまとめた書籍です。
前田笙子たちが
検閲に見つからないように
投函した特攻兵たちの手紙には、
彼らの‟生の声”が綴られています。
だから、読んでいて‟しんど”かったですよ・・・
なかなか、読み進みませんでした。
かなり、エネルギーを消費しました。
ドラマを観ていると、
そんな手紙を送った人たちが
実名で出てきます。
しかも、実際の写真と共に・・・
穴澤利夫少尉(享年23歳)
上の写真で
なでしこ隊に見送られて出撃するパイロットです。
穴澤少尉は、
将来を誓い合った伊達智恵子さんと
婚約して1カ月で出兵しました。
大学で出会った
穴澤少尉と智恵子さん
特攻兵に選ばれたことは
家族などには秘密にされていました。
だから、智恵子さんには
穴澤少尉がどこに配属されたかは
知らされていませんでした。
陸軍の飛行隊に入隊した
ということは本人に知らされていたので
智恵子さんは
日本全国の飛行場を捜し歩いたそうです。
結局、智恵子さんは婚約者に逢うことが叶わず、
再会できたのは
戦後63年経ってからでした・・・
ドラマでは、ムードメーカー的な存在でした。
出撃を明日に控えた前夜、
食堂で壮行会が開かれ、
なでしこ隊もその給仕をしました。
閉会後、
トラックに乗って帰宅する前田笙子さんたちに、
岡安少尉がトラックの荷台の後ろにしがみ付いて
泣きながら彼女たちに感謝を伝える姿に
涙腺崩壊・・・( ;∀;)