こんばんは!('◇')ゞ

 

よりタフに!より美しく!より笑顔に!

あなたを鍛えて、壊して、癒やす

空手師範の田中です。

 

 

私は、空手の指導をする時

あまり「褒める」ということを

あまりしません。

 

間違いを厳しく指摘して、

どうすれば改善できるかを説明して、

完全には出来なくても、

少しでも変われば、

褒めるようにしています。

 

それは、ある方の影響を受けて

そなりました。

 

昔、私が少林寺拳法を学んでいるときのことです。

 

中学2年生から始めたのですが、

20代半ばくらいの大先輩で

メチャクチャカッコいい方がいました。

 

容姿もカッコイイのですが、

拳法の動きがカッコよく、

凄く憧れました。

 

でも、その方はメチャクチャ厳しい方で、

よく指導を受けたのですが、

厳しすぎて

自信を失うこともよくありました。

 

でも、些細なことでも褒められると

そのことが凄く嬉しくて

自信に繋がりました。

 

典型的な「アメとムチ」方式かもしれませんね。

 

私の指導方法は、

その方の影響を多大に受けていると想います。

 

ですが、

正直、今の時代には合わないのかもしれません。

 

で、厳しい指導は変わりませんが、

褒めることも積極的にするようになりました。

 

そして、いつのまにか

この方の影響も少し受けていることに

気が付きました。

 

 

フィギュアスケーターの安藤美姫さん。

 

この方、私生活ではいろいろ問題があるようですが、

フィギュアスケーターとしては、

世界女王に2回なり、

2大会連続でオリンピックに出場し、

女子選手で初めて4回転ジャンプを成功させたという、

凄い選手でした。

 

※この写真は

4回転ジャンプではない、

と想う・・・

 

また、指導者としても優秀なようですね。

 

以前、YouTubeで観たのですが、

バラエティ番組の企画で

安藤さんがシンガポールやマレーシアへ出向いて、

フィギュアスケートの指導をする

というものがありました。

 

 

 

両国ともフィギュアスケートの歴史が浅く、

選手たちのレベルもかなり低く、

安藤さんは、

一カ月後くらいにある大会で

選手たちのレベルアップがミッションでした。

 

で、安藤さんは、

選手たちに自由に滑らせて、

一見しただけで個々の弱点を見つけ、

改善点を洗いだしていました。

 

指導者としての「眼」も凄いですが、

言葉かけが上手いなと想いました。

 

「やる気を引き出す」、

そんな言葉掛け。

 

練習内容は、

「厳しい」の一言でした。

 

彼らがやったことないような練習メニュー。

 

それを

「なぜそれをやるのか?」

「それをやるとどうなるのか?」

をきちんと説明します。

 

だから、選手たちも積極的にトレーニングに取り組みます。

 

で、褒めるときは

大きな声で褒めます。

 

その褒め方を、

気が付いたら私もしていました。

 

間違いは厳しく指摘しますが、

褒めるときは大きな声で

少し大げさに褒めるようになりました。

 

一流のアスリートは、

やはり、

一流の指導者でもありますね。

 

もう直ぐ、北京オリンピック。

 

フィギュア大国日本の活躍が

愉しみです。

 

※本当に開催するのかなぁ・・・(^_^)v