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今年も、あっという間に3分の1が過ぎてGWの連チャン釣行も、宇都宮イベントも無事に楽しめました


今回の戯れ言は、時々書いてるボヤキ……

何度も加筆修正を繰り返し、かなりマイルドに編集出来たのでアップしときます(⁠^⁠^⁠)


今年も現在のところ、昨年とほぼ変わらない釣行回数ですが、数はだいたい5割増な状況で

これはボトムコンタクト系の釣りが、形になって来た事と、久し振りに面白いスプーンとの出会いがもたらした効果かと思っています


このところ、暖かいを通り越して暑い日が増えて来てまして

私が通う癒やしのホームエリアも、すっかり新緑が眩しい初夏の景色となりました



一般的にどちらの釣り場さんでも、これからのシーズンは、ボトム系があまり効かなくなり

表層での釣りがメインとなって来ると思います


ボトムの釣りって冬場の低水温な時期がベストシーズンで、トップの釣りは暖かい時期の釣りだというのがエリアトラウトでは基本的な考え方ですよね


多くの方が体験された結果、そう定義されている筈です



ところが


我が癒やしのホームエリアでは、寒い冬のお昼時にトップの活性が上がる事も良く有りますし

夏日が続いて表層の水温が上がれば、魚は少しでも低水温で安定している深いトコに逃げ込む事が多々あるんですよ


あと、水深がたいして深くないってのも影響していて

やる気のある魚なら、ボトム近くから水面に食い上げてきたり

水面近くの魚が、ボトム近くに潜ってルアーにアタックするなんて日常茶飯事です


以前も書いたと思いますが、ユスリカなんか年中無休でハッチしてる虫なんですから

実はトップもボトムも通年ちゃ〜んと釣れるんですよね


私のこの「戯れ言」も含めて、誰かがメディアで言ってた事やSNSに呟いてた事、メーカーさんのルアー販促用の謳い文句を丸っと鵜呑みにするんじゃ無くて

自分で試して、体験した事を信じましょう


放流魚には赤金やオレ金のスプーン?

それって制限時間内で1匹でも多く釣りたいが故の効率を重視したトーナメント的な思考な訳で


大会の真っ最中ならいざ知らず

1匹に時間を掛けても良い普段の釣りなら

クランクなりミノーなりメタルバイブでも全然、ガンガンに釣れますよ

なんせ、ルアーなんか見た事が無い魚なんですから当たり前です


私の中で、まだメソッドとして確立は出来てませんが

アジング用の軽量メタルバイブを早引きしての放流魚狩りがハマる事も有りますし、ダイブ&浮上系のミノーがハマる事も良く有ります


何故、そこでスプーンに固執するんでしょう?


マメころやボトムプラグ、メタルバイブ、ダイブ&浮上系と呼ばれるミノーなんかは「縦方向の動き」で

クランクやスプーンの釣りは横方向に動かす「巻きの釣り」で……


クランクは簡単でスプーンは難しいからスプーンで釣れたらカッコいいんですかね?


まぁ、思い込みや拘りも大事な事ですし

考え方や楽しみ方は人それぞれなんで、自由に楽しまれたら良いわけで

それこそ私のお節介なんか、大きなお世話なんですけど(⁠^⁠^⁠)


クランクもスプーンも、ただひたすら投げて巻いてるだけじゃ、なかなか釣れないでしょう?


そもそもの「クランキング」ってのは巻いて沈めて、止めて浮かせるを繰り返す動きの事ですし

トーナメントシーンで高成績を納める釣り上手な方は、このクランクの潜行、浮上の繰り返しメソッドが御得意だったりしますし


今や一世を風靡している、あのミノーの使い方だってそうだし

ディープクランクを使ったボトムノックやボトム系メタルバイブを中層でリフト&フォールさせたり(ソルトの釣りでは普通の使い方)なんかも同じく

上手な方は、やっぱり自由な発想で、いろんなメソッドをいろんなルアーで試して、結果を出されてる訳ですよね


スプーンでのボトムバンプなんて20年も前から有るメソッドですし

別に「トゥイッチ」や「ジャーク」や「シェイキング」といったメソッドをどんなルアーでやろうと、そりゃあやる人の自由なんですよね

それぞれの楽しみ方です


勿論、釣り場さんのレギュレーションで禁止されてりゃダメですけどね(⁠^⁠^⁠)


スプーンを巻くだけでも、早く巻いたり遅く巻いたり、ロッドティップの角度を変えたり、表層を巻いたり深いトコを巻いたりするし

巻きを一瞬止めてみたりロッドを持つ手の指でタップしたり位の事は当然するのに

何故トゥイッチやシェイキングはやらないんでしょうかね?


シンプルだからこそ、いろんな事が出来るのがスプーンの良いところなのに……


日本のルアーフィッシングの黎明期を支えた偉人が、当時の若いお弟子さん(今や業界の大御所ですが)に仰ったお言葉に「スプーンは水に浮く事以外、何でも出来るルアーなんだよ」ってのがあります

アイビーライン社の名作スプーン「シード」で水に浮く事すら出来る様になったスプーン


ただ、投げて巻くだけじゃ勿体無いし、とても使いこなしてるとは言えないでしょう



そろそろ、管理釣り場の鱒釣りを始めた時に刷り込まれた「ゆっくり一定に巻け」の呪縛から開放されてみませんか?


「基本」は根幹として守りつつ、ソコを外した自由な発想でいろんな使い方をしてみると


「隣で同じルアーを投げてるのに自分には釣れない」って悩みが解消されるかも知れませんよ


「今、この時に釣れるルアー」を模索するのは大事な基本ですが「今、この時に、このルアーを、どう動かすか」にステップアップすると

一気に悩む時間が増えますが、その分視野も拡がり、楽しみが増えると思うんですけどね



いかがでしょうか?