気になっていた例のロッド
もし、私同様に気にしていらっしゃる方がいらして
検索にこのブログが引っ掛かりましたら、御参考までに
11月末の段階で
普段私が利用させて頂いてる
プロショップさんをはじめ
数ヶ所のWeb通販サイトを確認
更に
都内数ヶ所の釣具店さんを足で探した結果、判った事は
予約分で即完売が殆どで
入荷情報すら流せない
初回ロットで出荷数が少数な事
次回入荷が時期、数共に不明
以上で
13軒中在庫を確認出来たのは
2軒でした
しかも、いずれも展示品のみ
どうせカスタムしてしまうとは言え
不特定多数の方に、どんな弄られ方をしたかすら解らない展示品を
お店側の表示価格で無条件に買うのは
やはり躊躇してしまいます
(と言うか、なんかヤだ)
さて、どうする?
流石に大雑把な私も2週間悩み
清水の舞台でカラオケを唄う思いで
12月15日遂に入手しました
ダイワ(グローブライト)
プレッソLTD.AGS60UL-SMT
12月20日(土曜日)に
参戦予定のトラキンJSLで
ぶっつけ本番はどうかと思うので
仕事の方をちょっとだけ調整して12月18日
近所のBPinFO!王禅寺さんにて
シェイクダウン
画像1
ここは、私がデビューした管理釣り場さんですし
いろんな事が試せるので
メーカーのお手伝いをやってた頃から
カラーテストやスプーン開発にとても重宝している釣り場さんで思い入れが有ります
僅か6時間ではありますが
0.4g~3g台のスプーンや
愛用するクランク達を引き倒し
たり
豆ころでの表層からボトムまでの使い心地など
いつもNewロッドのシェイクダウンでやる確認事項を試し
プレッソLTD.AGS74Lで
すっかり使い慣れた
SVFブランクとAGSの相乗効果による高感度にプラスされた
このロッドだけのアドバンテージである
金属ティップならではの超高感度を体感しました
画像2
組み合わせるリールは
12イグジスト1003
平日のイチロー池
やっと明るくなった7:00
レストラン前に陣取り2g台のスプーンで表層からサーチ
3投目
カウント4で引き始めた層で
強いアタリが有り
ファーストフィッシュ
画像3
はい、ここでお気付きの方は
鋭い!
例の如く、普通のとはグリップが違う
講釈は省略しますが
そう言う事~
その昔、初代プレッソロッドのSVFを初めて使った時の驚きが甦ります
昔はナイロンラインからSVFブランクを通して
煩い位伝わってくるスプーンの振動の変化にアワせる釣りを
アナログラジオで雑音の中からピッタリの周波数をダイヤルで合わせる感覚と表現しましたが
それにAGSとSMTをプラスした超高感度ロッドは
PEラインを介してスプーンの動きが一定のリズムとして
リールハンドルを回す指先やリールシートを乗せた手のひらにもハッキリと伝わり
バイトによるツンとした感触はおろか、魚の追尾やスプーンに驚いた魚の急な動作による水の動きだとか
スプーンが自らバランスを崩す事で発生する動きの変化が
ロッドで増幅され手元に来ます
これは大きな動きのクランクでは更に顕著で
デッドスローに引いているクランクを追尾中に
近寄り過ぎて、ついフックに触れてしまった様な
フッキングには至らない違和感も伝えてくれ
普段のティップが持って行かれてから巻きでアワせるクランクの釣りでは
PEライン独特の弾かれ感もあまり無くクイッと乗せてくれました
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ガツンと来る放流魚の荒っぽいバイトもスッと入ったティップセクションがフッキングを決めてくれていて
楽な事この上なし
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すっかり衰えた目による感度を補う為に使っている
LTD74L.AGSの感度を確実に上回り
金属音的な振動を手元に伝えてくれます
しか~も奥さん!
豆ころでのボトムコンタクトな釣りに至っては
歳のせいか反応が遅くなって
アワせ損なっていた空振りが激減しました
これは、ビビり食いのモゾっとしたアタリを
ティップがオートマチックに初期掛かりさせてくれて
一瞬の溜めを作りながら
それを手元に違和感として伝えてくれ
こちらがそこで反応しているからだと思われます
レギュラーなアクションながら
トルクフルなバット部分と
極細なソリッドの如く繊細に仕事をしてくれるティップ部分との組み合わせで
魚の動きに追従しながら引きを楽しむファイトも
短時間で強引に寄せてネットインする事が必要なトーナメントシーンでも
使い手のニーズに応えてくれるロッドです
この所の私のイチロー池における6時間での平均を
遥かに上回る数の釣果で
一人ニヤニヤのシェイクダウンは終了
今日も楽しい時間を魚達に感謝
尚、ロッドの使用感は私個人の勝手な感想で
あくまでも第一印象です
今後、使い込んでみて感想が変わる可能性も有りますので悪しからず