お疲れ様です。
一昨日と昨日はとても綺麗な満月で、
私は思わず写真を撮ることに夢中になっていました。
200mmズームレンズで最大限まで絞り、
ISO200くらいの低感度と、暗くなりすぎない程度にシャッター速度を設定すると、
なんとか月の表面の凹凸の撮影が出来ました。(立体的に表現するなんてまだまだ先です)
花火など暗闇で光るものを撮影することは非常に難しいですが、
とてもいい勉強になります。
では、5/6の授業内容をまとめてゆきます。
テーマ
ストロボの使用方法とその効果について
①ストロボとは
光量を調節し、階調のコントロールを図るための装置。
②内臓ストロボと外付けストロボの違い
ストロボには、内臓と外付けがある。
内臓ストロボはカメラが自動で調光補正してくれるが、
光量が少なく、また直接光にしか出来ないためあくまでも自然光の補助として
使用する方が良い。
外付けストロボは内臓と比べて光量が多く細かい調光が可能であり、
発光位置や角度を変えられるため光量の足りない部分の補正も
来て、表現の幅が広がる。
調光装置の種類
TTL方式 (Through the lens)
ストロボ発光し、被写体から反射した光量がレンズを通過して
カメラ内で調節する最も一般的なスタイル方式。
具体的には、
ISO、絞り、シャッター速度の情報から必要な光量を補ってくれる
とても賢い機能。
外部調光
ストロボ自体が光のセンサーとして作動する方式。
マニュアル調光
手動で明るさの調節を行う方式。
フルパワー1/1で20m先まで発光した場合、次の発光までの
チャージに時間がかかる(コンデンサーに光をためる時間)
絞りを開けることで発光量が少なくなれば、チャージの時間も短縮できる。
③ストロボ使用での注意点
ストロボ発光は大量にエネルギーを使用するため、
結婚式撮影時には呼びのストロボと電池が必需。
電池交換のタイミングも事前に把握しておくことがポイント。
被写体との距離が近すぎると調光が間に合わず、明るくなりすぎてしまう。
④シンクロ速度
内臓ストロボ使用時、シャッター速度には上限がありだいたい1/200秒前後までが
限界になる。しかし外付けストロボ使用でFP発光モードにするとより高いシャッター速度と
シンクロさせた発光が可能になる(1/4000秒-1/8000秒など)
実際にストロボ撮影へ
ストロボなし 直接光 反射光と
バリエーションを変えて撮影する。
ストロボなし撮影
被写体に陰が多く出来て暗い状態。
直接光撮影
立体感に欠け、背後に不自然な陰が出来てしまう。
反射光撮影
反射させることで光を拡散でき、被写体に平均的な光を当てることで
より自然な仕上がりとなる。
反射回数が多いほど、拡散され被写体へ当たる光量は少なくなる。
★反射させる壁の条件
4mまで 黒、赤など暗い色はNG
条件がそろわない場合は無理して反射光にせず、
直接光にて撮影するよう切り替えのすばやさも肝心。
ストロボあり、なしバージョンを撮影し撮影方法に
偏りがないように心がけ、とにかく様々なバージョンで撮影することが不可欠。
購入するに当たり
SB-800中古の綺麗な状態のものを狙う。
業務用にて使用された中古品は、すでに酷使されており
耐久性に欠けると見受けられる。
感想
ストロボ使用での本格的な撮影は
過去に経験がないため、出来るだけ扱いに早く慣れてたいと思った。
また、カメラマンデビューするためには技術も大事だが、
備品をそろえることも必要なので、予算も考慮してゆかなければと
思う。
旅行や新しい服の購入など、どこかで出費を抑えなければいけません。
次回も宜しくお願いします。