第2回目の授業レポートを投稿します。
開始早々、SDカードとデータの取り扱いについてのレクチャー。
データがなくなったり、消えたりすることは言語道断。
例えばSDカードの受け渡し一つとっても、必ず相手の目の前で行うことが大事だったり、
手が触れた時の静電気で中身のデータが消えないように工夫する。
また、パソコン内のデータについても必ず2つ以上のメディアに記録するようにし、
万が一、片方のデータが消えてしまった時に復活できるようにしておく。
とても当たり前のことだけれど、このように話を聞いて改めてカメラマンの負っている使命は重大であり、
十分すぎるくらいの細心の注意が必要だと感じました。
そして、本日の本題へ。
まずは広角レンズと望遠レンズで撮影した時の違いについて。
<広角レンズ>
・焦点距離が35mm以下のレンズ
・ピントの合う幅が広い(深いというらしい)
・ゆがみやすく、遠近感が強調される
↓ 紙の上の方がすぼまってるのが分かりますね

<望遠レンズ>
・焦点距離が50mm以上のレンズ
・ピントの合う幅が狭い(浅い)
・ゆがみにくく、遠近感も出にくい
↓ 上の写真に比べて紙の両端はわりと平行

それぞれの特徴を理解して、意識して使い分けることが大事!
現場では35mm以上のレンズで離れて撮るとよいようです。
次は絞りとシャッタースピードの関係について。
<絞り(F値)>
・2.8 , 4 , 5.6 , 8 等の数字で表される
・数値が一つ大きくなるにつれて光の入る面積は1/2になる
・数値が小さい程、光の入る量が多い
その分、結像しづらく、ピントの合う幅が狭い(ボケやすい)
・反対に数字が大きい程、光の入る量は少なく、ピントの合う幅が広い
<シャッタースピード>
・1/15 , 1/30 , 1/60 , 1/125 等の数字で表される
・数値が小さい程、シャッタースピードが速いということ(上記だと1/125が一番速い)
・スピードが速い程、光が入る時間が短いので暗い
・反対にスピードが遅い程、光の入る時間が長いので明るい
絞り値とシャッタスピードの関係で写真の明るさが決まる。
言い換えると光の入ってくる量(面積)と時間によって明るさが決まる。
絞り値を一段階大きくした時は、シャッタスピードを1段階遅くすれば明るさは変わらない。
↓ f: 4.0 s: 1/125

↓ f: 5.6 s: 1/60

2枚とも絞り値とシャッタスピードは違いますが、明るさは同じですね。
シャッタスピードに関しては現場では100-125あった方がよいようです。
学ぶことが多く、頭をフル回転させた授業でした!
今まで理解しているようでよく分かっていなかった絞りとシャッタスピード等、
カメラの基本中の基本について分かりやすく学べ、大変充実した内容でした。
授業後には皆で外で広角と望遠、明るさを意識して撮影をしました。
現場ですらすらとカメラの設定ができるように学んだことをしっかりと復習したいと思います。
来週もどうぞよろしくお願い致します。
tsuka*