傘が必要なあいにくのお天気
今日は事務所で座学と実習をしました。
まずは和装のポーズの注意点についての講義
着物は、みなさん普段着慣れていない為
洋装以上に取って頂くポーズを気をつけなければならないようです。
新郎様には、肩幅に足を開いて頂き
“ドン”と構えた強くて頼もしい雰囲気になるように
新郎様の手を開いたままの状態で撮ってしまうと
とても、間が抜けたダラッとした雰囲気の写真になってしまうので注意!
新婦様は逆に、足のつま先を内股に付けて頂き
女性らしい慎ましい雰囲気になるように
着物の丈を見て、足の見え方にも注意!
撮影時は右で着物の裾を
少し上げて頂いたらその手が見えないように
左手を添えて隠して頂く。
などなど
カメラマンが隅々までしっかりチェックし
新郎新婦のお二人に的確なポーズをお願い出来れば
普段着物を着慣れないお二人でも
素敵な雰囲気の写真を撮る事が出来ると思うので
シャッターを切る前の被写体の演出は
けして手を抜く事が出来ない
とても重要な事だと思います。
次は、
ホワイトバランスについて学びました。
本番では、ほとんどAWB(オート)にして
ストロボを使用して色を整えるようですが
ホワイトバランスの設定を変えると
色々な色味の、それぞれ違った雰囲気の写真が撮れるので
自分が撮りたいイメージが浮かんだ時に
ホワイトバランスの設定が頭に入っていれば
より思い通りの写真が撮れるようになると思うので
練習で撮影する際は、
いろいろなホワイトバランスに設定して
違いを楽しんでみたいと思います。
講義の後は
部屋の中と玄関の外に別れて
被写体がきれいに写る光の当たる場所を探して撮影実習。
この日は、あいにくの天気だったので
数分前までは太陽の光が少し出ていたけれど
すぐ暗くなってしまったり、
天気が不安定な日の撮影では
光の当たり方の変化が激しく
とても注意が必要だと実感しました。
今回は天候が悪いなか
ストロボなしで撮影したので
ちょっとフォトショップで味付けをしてみました。
黄色を強めに↓

ちょっとふんわりレトロな雰囲気に↓

フォトショップでの味付けも
撮影のうち!ということですが
私は、まだまだ素材である写真を
しっかり撮れていないので
補正だけにに頼らず納得のいく写真が撮れるように
もっとがんばりたいと思います。
画家のピカソは、独創的な画風の絵を描きますが
デッサンなど基礎もしっかり勉強していて
基礎ができているからこそあの素晴らしい作品がつくれるのです。
まず基礎!!基礎をしっかり固めたいと思います。
kimiko