┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┏┏┏ ㈱カンツール お役立ち情報 Vol.85 - 2017.06.23 -
~ ウンコから硫化水素、そして道路陥没? ~
http://ma.imsys.jp/r/21817?m=0000&c=00000000
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
────────────────────────────────────
このメールはメールマガジンの購読を希望された方、展示会・セミナーでアンケ
ートにお答えいただいた方、資料請求やカタログダウンロードされた方へ配信し
ております。配信停止・登録変更はメール末尾をご覧ください。
────────────────────────────────────
皆さん、こんにちは。首都圏では、今週に入り、ようやく梅雨らしい天候になり
ましたね。ジメジメしてうっとうしくてイヤだなと思う方も多いと思いますが、
梅雨時に雨が降らないと貯水池の水量等弊害が発生することも考えられるので、
雨は自然の恵みだと考えて、室内でじっくりできることを探してみてはいかがで
しょうか。
話は変わりますが、今回は下水道においては最悪の事態とされている道路陥没事
故とウンコの関係を探ってみたいと思います。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ そもそも、ウンコはなぜ臭いのか?
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
ウンコが臭いと感じる原因は、スカトール、インドール、硫化水素などの物質に
よるものです。有機化合物の一種であるスカトール(skatole)は、毒性のある
白色結晶なのです。実はスカトールは濃度が濃いとウンコの臭いなのですが、低
い濃度だとオレンジやジャスミンのような花の香りなのだそうです。そんな訳で、
スカトールは多くの香水や、タバコの香料に使われていのだそうです。
インドールは、タンパク質の腐敗によって生じ、哺乳類のウンコやコールタール
の中にも含まれている化合物だそうで、スカトールと同様、低い濃度では花の香
りがして、香水にも使われているらしいです。香水にウンコの香りは不可欠なの
ですね。
そして硫化水素なのですが、腐った卵に似た特徴的な強い刺激臭で、目、皮膚、
鼻などの粘膜を刺激する有毒な気体なのです。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ウンコが臭い原因は悪玉菌
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
悪玉菌は、腸内にあるタンパク質をさまざまな有害物質に分解します。分解され
てできた、インドール、スカトール、硫化水素などの成分がウンコの臭いのもと
になります。あなたは便秘ではないですか?便秘は、腸内にウンコが長期間溜ま
った状態なので、腸内細菌に悪い影響を与えます。ウンコがエサとなり、クロス
トリジウムなどの悪玉菌が増殖してしまいます。そして発ガン物質や発ガン促進
物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質や、オナラの元となるガスを発生さ
せます。そして便秘が続くと、それらの有害物質はどんどん腸壁から吸収されて
しまい、血液中を巡ることによって肌荒れやさまざまな病気にもつながると考え
られます。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ウンコの臭いのもとでもある、硫化水素とは
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
硫化水素は、ウンコだけでなく、天然には火山ガス、温泉などにも含まれ、卵白
の腐敗によっても生成されます。無色の気体であり、前述したように卵が腐った
ような臭いがすることが特徴です。硫化水素の発生は、嫌気呼吸(酸素を使わな
い呼吸)の微生物によるもので、地上の風通しが良いところでは発生しにくいの
ですが、下水道の汚泥(ウンコも含む)の溜まったところで発生しやすく、悪臭
の原因になります。化学的にいうと、硫黄と水素による無機化合物であり、濃度
によって臭覚の麻痺、眼の損傷、呼吸器の障害、神経毒性等を引き起こし、人体
に致命的な影響を及ぼす毒性の強いガスです。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 硫化水素が下水道施設に与える影響
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
下水道に流れたウンコが、直接下水道施設に直接影響を与えることはありません
が、下水中に生息する嫌気性硫酸塩還元バクテリア(硫酸を還元して硫化水素に
する硫酸還元細菌)が活動することによって、下水道管路の底部に溜まった汚泥
より硫化水素を発生させます。換気が十分できない下水道管きょ内では、硫化水
素は外部へ拡散されることなく気相中で濃縮され、硫酸が生成されます。ここで
生成された硫酸は、時間の経過にともなって濃縮され、しだいに濃度が増すこと
によって、管きょのコンクリートを侵食したり、内部の鉄筋(鉄筋コンクリート
管、ヒューム管ともいう)を腐食させてしまいます。管きょ内部の腐食が進行す
ると、土砂などの重みや道路上を通行する車両の動荷重などが加わることによっ
て、やがては重大事故である道路陥没を引き起こしてしまいます。
-硫化水素対策設計-
http://kitac.co.jp/dl/tch/sewer_06.pdf
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 硫化水素の発生を抑えるためには
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
下水道管きょ内に汚泥が堆積することによって硫化水素が発生しやすくなること
は前述いたしましたが、定期的にマンホールを開けて点検し、管内清掃を行うこ
とが重要です。マンホールから管きょ内の点検を行うにあたっても、調査員が下
に降りなければならず、硫化水素などの有毒ガスがマンホール内に滞留していた
り、足掛け金物が腐食・破損していたりすると危険が伴います。一番良いと考え
られる方法は、調査員がマンホール下に降りることなく管きょ内点検を行うこと
なのです。その方法は、下記のような管口カメラを用いることです。
・GPS機能を備えているので、位置を知ることができる、パイプハンター・
ファーストビュー+(プラス)
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=13&i=191
・独自のハロプティック技術で、遠くのターゲットを的確に捕らえる、クィック
ビュー
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=13&i=92
なお、下水道法では、「管きょのうち、腐食のおそれのある箇所について5年に
1回以上の頻度で点検」することが義務付けられております。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 管きょ内の汚泥除去・清掃を効率的に行うために必要なもの
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
下水道管きょ内には、汚泥だけでなく、モルタルや冷えて固まった油脂が固着し
ているケースもあります。高圧洗浄車によって管きょ内清掃・洗浄を行いますが、
高圧ホースの先端に取り付けて使用する洗浄ノズルが重要な役割を果たし、目的
・用途に応じた選択が必要です。
下水道管 高圧洗浄車清掃(ドラマ編)
https://www.youtube.com/watch?v=qM4f65GCCAo
・清掃と同時に管きょ内画像を記録したい場合
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=1&sci=24&i=1
・砂、土、汚泥の除去を目的とした噴射角度30°のクリーニングノズル
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=99
・多量の岩、石、軟質堆積物の除去を目的とした噴射角度25°のグレネードボム
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=100
・閉塞してしまった管を効果的に貫通させたいときに使用
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=101
・竪管やあらゆる管を清掃したい(主に排水施設)。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=102
・木の根、石灰等の除去やTVカメラ調査前の洗浄
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=103
・油脂付着にも対応でき、宅内から本管までの洗浄に効果的
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=6&i=61
・偏心回転運動により、高速振動を発生させることにより、堆積物を分解・除去
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=6&i=131
・石灰やモルタル付着等の硬い堆積物の除去
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=6&i=133
・エネルギーの損失を最小限に抑える構造、特許になっている水流誘導ノズル
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=16&i=111
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 私たちが使って汚れた水は、取付管を通って本管へ流れていきます
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
陥没の約58%は、取付管が原因だというデータがあります。
・下水道本管から取付管、不明ますを調査します。
ゲーターロボ
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=11&i=86
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 的確な維持管理を行うためには、優れた調査機器が必要です
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
・ロバスト設計による下水道検査用TVカメラシステム ロビオン
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=11&i=184
・軽トラックでも積載可能で可搬性の高い管内検査カメラシステム AS9100
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=11&i=193
・カメラヘッド組換えにより用途が広がる、AS8850システム
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=11&i=82
・自走車一体型カメラヘッドでコンパクトな設計、VCM561L
http://www.ipros.jp/product/detail/83975005?hub=58+251925
・大口径管(φ800mm)対応の本管検査カメラヘッド、VCH561XV-01
http://www.ipros.jp/product/detail/83975006?hub=58+251925
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 私たちの住む敷地にもある、「ます」からも調査することができるんです
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
・側視調査ができない欠点をカバーする広角レンズの管内検査カメラシステム
AS3030K
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=12&i=192
・首振り式カメラヘッドを備えた、管内検査カメラシステム ソロプロ+(プラス)
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=12&i=194
・ジョイスティックを搭載し、簡単な操作でカメラヘッドを回転
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=12&i=90
・画角160°超広角レンズを持つ、ハードケープル式TVカメラ
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=12&i=88
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 止水プラグは下水道維持管理の必需品です
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
・φ13mm~36mmの細管用の止水プラグ。4種のサイズあり。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=64
・管口に当てて設置するタイプ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=65
・パイプ内に挿入して使用するインナータイプ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=66
・φ75mm~200mmの多様な管種・管径に対応できる排水、下水道管プラグ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=67
・φ200mm以上の管で、長期間止水しておきたい場合のプラグ(バイパス機能
により、止水した水を排水できます)。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=17&i=115
・各種の作業・調査で使用できる豊富なサイズが揃ったスタンダードタイプ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=68
・1つのプラグで、複数のサイズの管径にマルチに対応できる、お得なプラグ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=2&sci=7&i=155
・小径のφ40mmから中径のφ600mmまで、各管径毎にサイズが揃ったスタンダ
ードタイプ。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=17&i=113
・1つのプラグで、複数のサイズの管径にマルチに対応できる、ムニボール。
http://kantool.co.jp/products/detail.php?ci=3&sci=17&i=176
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─
※不明な点や疑問点・質問事項がありましたら、下記問合せページへ
https://kantool.co.jp/mail/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 「下水道展'17東京」出展のお知らせ
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
2017年8月1日(火)~4日(金)の4日間、東京ビッグサイトにて開催さ
れます「下水道展'17東京」に、管清工業㈱、㈱スワレントと3社合同の
”Kグループ”として出展いたします。
下水道展についてはこちら
http://www.gesuidouten.jp/
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 編集後記
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
ウンコつまり便に世界的基準「ブリストルスケール」があるのをご存知でしょうか。
初めて知った方も多いかも知れませんが、このスケールは英国のブリストル大学
で1997年に開発された世界的な「便」の基準を示すものです。
日本でも、病院の問診に多く利用されているそうです。
自分でチェックして、健康状態を把握するために便利です。
健康チェックのため、ブリストル・スケールを活用されてみてはいかがでしょうか。
ブリストル・スケールによる便の性状分類
http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/shouka/shouka_03.html
───+───+───+───+───+───+───+───+───+───+─
情報交換や問い合わせ対応の掲示板ですので、自由に書込みお願いいたします。
質問事項や特集して欲しい記事等がありましたら、是非こちらへ。
http://kantool0619.bbs.fc2.com/
気が付いた点、疑問点や、質問事項、デモ依頼・見積り依頼等ございましたら、
ご遠慮なく下記の問合せページもご利用いただきたく、お願いいたします。
●問合せページ
https://kantool.co.jp/mail/
弊社製品のカタログは、こちらよりダウンロードすることができます。
http://www.ipros.jp/company/detail/83975/catalog/
本社 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14-10(三田3丁目MTビル6階)
TEL 03-5427-6261 FAX 03-3452-2311
info@kantool.co.jp
北海道営業所 〒004-0031 北海道札幌市厚別区上野幌一条4丁目1-3
TEL 011-801-8881 FAX 011-896-8885
info-hokuei@kantool.co.jp
東京営業所 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14-10(三田3丁目MTビル6階)
TEL 03-5427-6262 FAX 03-3452-2355
infotokyo@kantool.co.jp
東京営業所 〒271-0065 千葉県松戸市南花島向町315-5
(松戸オフィス) TEL 047-308-3633 FAX 047-308-3634
infotokyo@kantool.co.jp
名古屋営業所 〒452-0822 愛知県名古屋市西区中小田井2-486
TEL 052-504-2321 FAX 052-504-3614
info-nagoya@kantool.co.jp
大阪営業所 〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育1-6-26
TEL 06-7711-3470 FAX 06-7711-3474
info-osaka@kantool.co.jp
九州営業所 〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南5-26-13
TEL 092-474-4768 FAX 092-474-4769
============== 最後までお読み頂き有難うございました ===================
発行者:
〒271-0065 千葉県松戸市南花島向町315-5
株式会社 カンツール
経営企画部 企画課 八木原
E-Mail : yagihara@kantool.co.jp
TEL 047-308-3636 FAX 047-308-3635
====================================================================
