カントンはいつも考えています。
秋風が気持ちいい季節になってきましたね。
私が生まれた町はとても田舎で、ビルなんかほとんど無かったので、空がとても広く高かったです。
東京は建物が多く空がさえぎられがちですが、それでも綺麗な夕焼けを見ると、目を奪われてしまいますよね。
最近は街の近代化がどんどん進むせいか、
人々の中で田舎や昔のいわゆる『不便な時代』を懐かしむ人が増えてきたように思います。
映画の『オールウェイズ3丁目』の続編が始まったり、
休暇に田舎暮らしを体験する人が増えたり、
自給自足で暮らす芸能人の特集がテレビで放送されたり・・・
不思議なもんですよね。
便利を追求して今の形があるはずなのに、
また昔に憧れたりする。
きっと人々の心が、コンクリートや鉄の中で疲れ始めたんでしょうね。
「カントンの思い出」はまさしく、そんな人々のためにあるような気がします。
遠く故郷を離れてしまった若者や、
休むことを知らないサラリーマン、
やけに昔のことを思い出してしまう人・・・
もちろん韓国の料理を美味しく楽しめる場所でいたいですが、
そんな『昔ならでは』なものが懐かしさを誘う場所でいたい。
カントンはいつもそう考えています。
なんだか感傷的な気持ちになります。
これもきっと秋のせいでしょうね。
