監督の仕事ってなんだろう。
普段どんなことしてるかなと思い返した際にパッと頭に浮かんだのが「観察」だった。

1人1人選手によって性格は全く違う。
選手をよく観察してこちら側も1人1人へのアプローチは変えていかなければいけない。
選手を良く観察し、モチベーションを高くグランドに立てるようにその子にあった声かけをする。レベルが高いがとても重要だなと1年間を通して感じた。

時には「しっかりしろ」と少し強く声をかけることで気が引き締まる選手もいれば、「ここで打ったらヒーローだよ」と笑顔で声をかけてまだ打ってもいないのにテンションが上がる選手もいる。

思うに個々にどう高校野球生活を過ごしてきたかなどの経験からくるものが大半だと思う。というのはすごく厳しい監督を経験した選手は試合中私とかなり目が合う。おそらく高校では指導者の顔色を伺わざる環境で育ったのだろう。気持ちはすごくよく分かる。このように特に試合を戦う選手達をみて監督からのアプローチは選手の環境に大きな影響を与えるなと感じた。

監督をやって大変だと感じたことは正直言えばたくさんあるが、こちらの苦労は選手には一切関係ない。
監督がチームの雰囲気を崩すなんていうのはもってのほかであり、そういったチームを良いチームだなと思ったことは私は1度もない。
試合中は選手がメインであり、全力でプレーができる環境を作ること、選手達を支えること、これが本来の監督の役割だ。選手がいての監督ということは常に頭に入れておかなければいけない。

世間的にパワハラというワードが流行となっているが、
若手が何か行動をするということについて否定的な意見をすることは私には理解が難しい。

「当たり前の強要」
「自分の現役の頃の話をダラダラと話すこと」
「昔はこうだったと常識を植え付けること」
この3つは特にやってはいけないなと感じる。

「最近の若い奴は」という言葉がもし存在するのならば、
「最近の大人は」という言葉もあって良いとまで考える。

私の思う監督の理想像は、きちんと選手と向き合うことのできる現代に見合った監督だ。
この理想像は学生とそれほど年が離れていないこの年齢で監督をやってるからこそ叶えられる理想像だと思っている。

口だけにならずに選手をよく観察し、しっかりとコミュニケーションを取ることで理想の監督になれるよう務めていきたい。

#監督日誌