一郎のだまされ日記 -3ページ目

一郎のだまされ日記

チーム黒山レーシング 黒山一郎でございます。

 

チャンバー&サイレンサーが付きました。この後、すぐにエキパイも取り付きます。排気系が付いたくらいでなんで仰々しく能書きをたれているか、はい「排気系3点(エキパイ.チャンバー.サイレンサー)切開グラスウール交換」したからです。作業工賃にして25,000円相当です。

 

このバイクのお化粧直しをする以前に、排気系はいつもアクセルを開けてのライディング、一生慣らし運転のライディングをしていませんので、ボコボコもたつきはなくてきれいに下から上まで吹き上がります。でもまあ、せっかくお嫁に行くんだったら「排気系(エキパイ.チャンバー.サイレンサー)」くらい「きれいにして嫁いでもらおう」の親心です。

 

 

ラジエター他、水周りまで進みました。

 

クランクケース右側、水車の所についている「水とオイル」もしくは「水と大気」を仕分けしているオイルシールから、けっこう水漏れが多いですよね。これって「水シール」を使わないといけないのに、コストの問題で相手が水なのに「オイルシール」を使っているからです。

 

冷却水を循環させる部分のオイルシールは、本当は「水専用シール」を使わないといけないのですが、コストの問題で水部分にオイル用の汎用オイルシールを使っているのも知ってくださいね。だから冷却水部分の水車部分から水漏れが多いのは、これが原因ですので、オイルシール自体も小さく安価ですので交換の頻度を上げる事で対応してくださいと、メーカーもそう申しています。

 

水専用のオイルシールは、油専用のオイルシールの3〜4倍の価格がします。ご安心ください。このバイクのこの部分には「水専用シール」を奮発して使っています。水車カバーをはずし水車を外して見てみれば、すぐにわかります。

 

 

静かに現在進行中の、お嫁入りを待つ'19年、Scorpa250中古車です。

 

イチローより

たった1日ですが、なんとなく「形」にまでこぎつけました。

 

 

・前ホイルハブ&MORADリム→新品

・前タイヤ&チューブ→ダンロップコンペ新品

・後ろホイルハブ&MORADリム→新品

・後ろタイヤ→ダンロップGEOMAX TRIAL TLO-1→新品

・前後ディスク板→新品

・後ろスプロケット44T→新品

・ハンドル→新品

・左右レンサルグリップ→新品

・左右グリップエンドプロテクター→新品

・クランクケース内→クランク軸、クラッチ軸、ドライブ軸、左右のベアリングすべて国産と交換

・ミッション室オイル→ヤマハ製専用オイルと交換

・燃焼室→カーボン除去クリーニング済み

・左右フロントフォーク→オイル漏れなしオイル交換済み

・リアクッション→オイル漏れなし、バンプストップラバー(スプリングの中にある茶色のスポンジ)交換+オイル交換済み

・クラッチアウターカバー→新品

・前ブレーキマスターシリンダー&レバー→新品同様品と交換

・クラッチマスターシリンダー&レバー→新品同様品と交換

 

 

とまあ、組み付けて見える範囲内の紹介です。

 

明日からまた、黒山選手+若手の練習が始まるからどこかで進みますやら〜??

 

 

 

今、株式会社黒山レーシングの再生する’19年Scorpa250がよみがえるべく、静かに進行しています。

フレームは外注で「粉体塗装ブラック」で塗り直します。もち、ステアリング/ベアリング部は耐水性グリスで組み直し。

スイングアームの左右ローラーベアリング部は、耐水性グリスで組み上げ取り付けました。
シリンダーは「フレックスホーン」という“軽い表面研磨”をし、ピイストンは問題ないのでピストンリングのみ新品交換して組み付け完了。



以後、コツコツといつでも戦えるバイクに仕上げていく過程を実況中継でお伝えして行きます。

「えっ、何のために実況中継でお伝えするの」ですが、今現在、日本のトライアル市場は新車価格が100万円を超えますので、全国のトライアル愛好ライダーのために「責任が持てる中古トライアルバイクの販売予定をお知らせする」のが目的です。

はいこのバイク、今年’23年黒山陣選手が全日本国際A級全戦に参戦したおりに、マインダーの黒山陸一(りくと)さんが付いて回った時に使ったマインダー車。別の言い方をすると、黒山陣選手が今年の全日本チャンピオンを獲得したおり、その後ろをテケテケと付いて回っていたバイクです。

まあ、もともとがどこもそんなには痛んでいないんで「現状渡し」で「右から左に」でもいいのですが、やっぱり「さすがに黒山レーシングからおすそ分けのバイクやな」のイメージバイクで、だれかに乗ってもらいたいバイク。

今後の予定は、フロントフォークは左右ともにMotulフロントフォーク用オイル+(漏れていないけど)オイルシール交換、リアクッションオーバーホール+オイルシール交換、排気系(エキパイ.チャンバー.サイレンサー)クリーニング、駆動系DID520ゴールドチェーン新品取り付けなどなどと進んでいきます。

一番気になるお渡し価格、予価は「40〜45万円まで」を予定としています。おっ楽しみに〜♪

〒666-0143 兵庫県川西市清和台西1-1-7 Tel&Fax 072-799-0830
株式会社黒山レーシング 経理会計担当の黒山一郎より

 

今は「くわえタバコ」しながら何かをしている人は、めったに見ないし少なくなりました。でも一昔前は、くわえタバコしながら何かをするというのは、たくさんいたというよりも、それが一つのステータスシンボルの時代。若い人は知らないでしょうけど、その昔に「太陽にほえろ!」というテレビ番組がありまして、石原裕次郎や渡哲也のくわえタバコシーンがカッコよかったのです。特に裕次郎が吸っていたタバコが残り少なくなり、無造作に指先でピーンと遠くへ投げ捨てるシーンは「男の中の男」ですね。

 

またその時代、「ザ、ガードマン」というのもありまして宇津井健や藤巻潤のくわえタバコもカッコよかったのです。「太陽にほえろ!」の刑事部屋も「ザ、ガードマン」の事務所も、テレビの映像なんだけどパチンコ屋やマージャン屋と同じく煙モウモウです。

 

'85年に警察を退職してトライアル世界選手権に挑戦するために、初めてヨーロッパに本場の世界選手権スイス大会とドイツ大会を視察に行きました。この時に初めて思ったこと「先進国は禁煙化というより、分煙化が進んでいる」ですね。屋外でも屋内でもどこでもここでも、タバコは吸えません。38年前でこれでしょう。

 

はい本題に入ります。写真の「マル機」マークの入ったジッポーのオイルライター、大阪府警の「本部機動隊員と交通機動隊員」全員に配られた官製の、まあ単純に言えば支給品ライターです。つまり大阪府警が「タバコを吸うことを推奨している」とも思えるような支給品。

 

 

イチローさんは「人生でタバコを吸った経験がない」から、こんな支給品の官製ライターなんかいらないんだけど、なぜか記念にとっておいてよかったですね。大阪府警のイチローさんと同世代前後のもう退職されている方で、まだこの官製ライターをお持ちの方はいるのかしら。

 

「タバコは百害あって一利なし」と申しますけど、タバコを吸っている方に「やめろ」という気はありませんが、せめて吐き出した副流煙をイチローさんに吸わせないで下さいね。食道ガンの3期のaまで進んだ身としては、次に転移するのは肺ガンだと医者から脅されていますので、よろしくお願いいたします。

 

その大昔に、関東に服部聖輝選手という大男のトップライダーがいまして、この服部さん「日曜にやるスクールに参加できない人もいるだろうから」と、じゃあ水曜にやろうと”ウエンズデー(水曜)スクール”なるものを立ち上げてやられました。これをパクったわけではないんだけど、関西でイチローさんも京都/亀岡トライアルランドで”ウエンズデー(水曜)スクール”を、'87年世界選手権フルエントリーの前年に月いちで1年間やりました。

 

服部さんもイチローさんも純然たるスクールでしたけど、関西の雄パワークラフト(代表/小玉健二さん)が以前から「水のりカップ(水曜乗りましょう杯)」を企画して、「午前中5セクション×3ラップ+午後倒れるまで練習会」をやっています。会場は自身の私財を投げ打って購入し私有地にした「旧.生駒テック」です。この「水のりカップ第46回大会」に、10月18日黒山和江さんが殴り込みをかけました、のご報告です。

 

スタート前、まだ余裕を見せています。

 

「やったー完走した〜!」ですが、国内B級クラス10人中7位でした。

 

国際スーパーA級の柴田あきら選手のお子さんも2人参加されていまして、これがまた予想以上にうまいうまい。柴田さん申しますには「電気バイクを2台買ったから、もう台所は火の車」だそうです。すかさず、「おいあきら、うちは3台やど」ですね。

 

大会が終わりまして、参加者全員の集合写真です。話を聞いてみますと、ほとんどの方が、うちの和江を含めて皆さん水曜にお休みをとって参加されているみたい。

 

表彰式後の、恒例のじゃんけん大会。

 

イチローさん、大会中に和江さんについてアドバイスするレベルの腕前じゃないんで、車の中で本を読んでいましたけど、老眼が進んでメガネなしでは字が見えません。

 

和江さんの今後の参加予定の大会は、以下の通りです。

 

11月26日(日)→パワークラフト主催ペガサスカップ/淡路島

12月10日(日)→全日本レディスカップ最終戦/京都.亀岡トライアルランド

 

その昔は、黒山ファミリー全員がいっしょにそろって仲良しファミリートライアル方式がメインでした。その時から年月がたち幾年月それぞれが成長しそれぞれの道へ、この日、健一選手はヤマハのお仕事で仙台SUGOサーキットに、全日本最終戦を1週間後にひかえた陣と太陽(たお)の孫グループは二郎お父さんと山へ、スカの和江さんは一郎お父さんと生駒の大会へと、それぞれがそれぞれのトライアルの世界に進み楽しんでいます。

 

その昔のイチローさん的トライアルは「トライアルの美学は命のやり取り頂点のトライアル」でしたけど、今は「底辺を広げるトライアルの美学」にまい進しています所存ですね。

 

イチローさん自画像

一番上の長男陸一(りくと)君が高校に進んでいたら現在高一で、一番下の夢結(めい)ちゃんが現在幼稚園年中さんだから、この証拠写真は何年前んだろう。この時代付近から、この子たち4人集合の子供大部屋に入りますと、空手部か柔道部の部室独特のすえた男臭がモワァ〜。

 

加古川トライアルパークにてチキンカップ杯のご報告の記事より
 
皇室は「王位継承/男系の男子」が不足して困っていますが、福岡県旧黒田藩の「黒」をいただいております黒山家は、「男系の男子」が4人もいて多すぎうれしい悲鳴状態。
 
黒山家の正当な男系の男子の系図ですが、祖先は福岡県鞍手郡宮田町で、これ以前は分からずで始まり→宗兵衛→文兵衛→吉兵衛→一男→一郎→健一→陸一と、7代続いています。坂本龍馬と同世代の宗兵衛さん以前は、戸籍なるものが見当たらないので分かりません。
 
イチローさんが福岡県八幡市の高校を卒業して大阪府警に奉職したんで、父親である一男さんが定年退職を機に住んでいた家を売り払って、イチローさんの後を追って関西に移住してきたいきさつ。ちなみに、イチローさんの奥さんも二郎の奥さんも北九州市の出身で「どげんしようとね、よかよか」の福岡弁は通常の会話の中では普通です。
 
二郎の奥さんのお母さんは、博多の出身で博多弁と北九州弁は全然違うのも知ってはいましたけど、本物を実際に聞くと納得です。
 
全国には「黒」のつく苗字の方は多いのですが、戸籍ではなくて「原籍」が福岡県にある方は、黒田藩のなにがしかのお仕事をされ苗字帯刀を許されたおりに「黒」を賜った方と聞いています。黒田そのものや、黒岩、黒木、黒本、黒林、黒敷、黒川、黒沢、黒柳、などなどで、福岡県には「黒」の字がつく苗字は多いですね。
 
「黒がつく苗字がだからなんなの」と言われればその通りなんですが、黒ってあんまり良いイメージには使われないでしょう。ブラック企業、黒い霧、黒幕、黒死病、暗黒、腹黒いなどなど、なんで黒なんでしょうね。黒がダーティーなイメージに使われている理由を知っている人、教えてくださいね。
 
そうそう、関西で白山さんと青山さんって言う苗字の、2人のトライアルやっている人を知っています。今度あったら、2人に苗字の由来を聞いてみますのでお楽しみに〜♪
 
 
最新バージョンの黒山4兄弟で、あと1週間後には全日本最終選東北仙台SUGO大会があります。次男の陣ちゃんの国際A級チャンピオンは最終選を待たずして決まっていますので、お楽しみは「三男の太陽(たお)くん小学6年生、国際A級クラス初ポイントゲットなるか」ですね。こう御期待のほどをと、心からの応援をよろしくお願いいたします。
 
より

 

公務員歴17年の35歳で大阪府警を、トライアル世界選手権にフルエントリーする為に退職した時です。

警察官はパンチパーマは不可で、一度かけてみたかったんで長い目のパンチパーマを退職記念にかけました。

 

 

ここから40年がたち75歳の今はこう。光陰、矢の如し〜人生、アッちゅうま〜♪ですよ。

 

 

「芸は身を助くる」と申しますが、まさにその通りで2年間挑戦した世界選手権を終了した後、以後、一度も就職せずに自営業一本道。乗る事のライダーで稼ぐなんていう腕前時代は、とっくに過ぎて不可。

 

警察官時代に容疑者の取り調べ調書書きまくっていたんで、多少はつじつまの合う文章が書けたから「文筆業」が一つの職業。もともと機械いじりが好きで、トライアルバイクの整備や性能アップは我流ではなくて、最初からSUZUKIのワークス整備室に出入りさせてもらえたんで「正しい機械いじり」を、見て、教えてもらって、身につけたんで「黒山レーシングレーサー整備室」を立ち上げてがもう一つの職業。この二つの稼ぎで、何とか今に生き延びているちゅういきさつ。

 

それと「自分が努力して成功した喜び」よりも、「他人を教えて教え子が成功した喜び」の方が大きいのを知ったのもよかったですね。

 

自分がやっている事に人を巻き込む性格だから、その時期時期で教え子が違うけど、子供チーム.ブラック団で教えたのが今だにスーパーA級でトップを走っている、立って乗ることから教えたブラック団女子部からは2人が国際B級に昇格した、現在進行中のブラック団孫組3人が国際A級に昇格し、次男が今年の国際A級チャンピオン。

 

「名選手、名監督名コーチにあらず」と申しますが、イチローさんはこの逆で、乗る方はまあまあのレベルだったけど、教えるのに「才」があったとは、やってみないと分からないものですよ。

 

 

自然山通信誌のイチローさんのページも終了したし、そろそろここのブログを再開します。長いこと放置で申し訳ありませんでした。

黒山巡査の48年前で、この種目は全国4位でした。