椎名林檎’’不惑の余裕’’ringo expo'18 inマリンメッセ福岡 | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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 同じ日にヤフオクドームでは嵐3daysやっており、公共機関もタクシーもホテルも満杯。
 なんでそんな日に満席必至の20周年40歳ツアー千秋楽の椎名林檎りんごぶつけるとや(# ゚Д゚) それでもなんとかチケットをゲット。マリンメッセ福岡は案の定立見席も含めて満席。しかしいざライブが始まるとだーれも1回も座らないので私が座った席も立見席も同然なのであった。女性ファン率高い、半分以上か。
  バンドスタイルに、さらに斎藤ネコ🐈ひきいるハープまで仕込んだオーケストラが陣取り、さらに、キレキレの女性ダンサーがオシャレに踊りまくるという、聴かせる魅せるの人間に金かかったステージ。
 いざ1曲目、著名な本能がはじまると、椎名林檎本人は現れず、いきなり1人めのゲストラッパーmummy-dがラップしまくるという、予想外の変則的スタート。椎名林檎が現れると、2曲目の流行を2人で歌う。その間も、女性ダンサーがキレキレの踊り。
 そして、オープニングから背景の映像がものすげーカッコイイんだ。背景映像だけでMVつくれるぞレベル。と思ったら、背景映像は、事実婚してる、あの児玉裕一がぜんぶ映像ディレクターとしてつくってるんだね。そりゃ傑出した出来になるはずだ。
 3曲目で今は無き(´;ω;`)TOKIOにプレゼントした雨傘、4曲目にPUFFYにプレゼントした日和姫、5曲目にtowa teiとコンピしたappleを唄った後、6曲めにCMソングのma cherieを披露。この6曲めなんてCMでしか聞いたことないよ、マニアックすぎる。
 それに歌詞でようやく曲名がわかったものの、アレンジがかなり変更されていて、ファンならば2度楽しめるともいえるし、困惑させるともいえる。だってアルバムを聞き直してもライブ会場と全然違うんだもん。
 7曲めでようやく積木遊びを普通のアレンジで演奏。続く8曲めはフィンガー5(1973年)の個人授業をカバー。椎名林檎が生まれる前の曲だし、来ているファンもほとんど知らねーんじゃねえか。9曲目はどん底まで。
 10曲めの神様、仏様のラップ部分はさすがにzazen boysの向井秀徳は来ていず音声のみ。
11曲めの化粧直しは東京事変の曲をポールモーリアみたいにアレンジしてインストで流していた。その際のダンサーのアンブレラをつかった踊りがまあ素敵だった。振付師も抜群で、その直後に椎名林檎の実娘の声で「40歳になる母の博覧会にお越し下さりありがとうございました」みたいなナレーションが流れる。これも予想外に大胆な演出でした。
 12曲目はカーネーション、13曲目はありきたりな女、14曲めはいろはにほへとと、新しめの曲を続けた後に15曲目は、背景映像のネオンがものすごくきれいな(椎名林檎の曲名がいくつか散りばめられてた)バックに、原曲に忠実なアレンジの歌舞伎町の女がはじまる。
 このあたりからアレンジは原曲に忠実になってきてだいぶ聞きやすくなった。
16曲めは人生は夢だらけ、その後に、いきなり2人めのゲスト浮雲が1人でボーカルで登場。一流セッションギタリストをボーカルで登場させるなんざ贅沢だなあ。しかも浮雲に歌わせた17曲めは、ピチカートファイブ(1993年)の東京は夜の7時 。これも曲だけは知っているけど、誰の曲か知らないファンが多いんじゃないか世代的に。続けて18曲目は長く短い夜を2人で歌う。ボーカリスト浮雲を発見したのは椎名林檎らしいが、ほんとに椎名林檎と相性がいい。
 19曲めは旬。続けて20曲目は伊藤さやか(1982年)の恋の呪文はスキトキメキトキス。さすがの猿飛のオープニングテーマを選ぶセンスてガーリッシュですごいよ。しかしこれも来てるファンは何の歌だかわかんねえだろうなあ。21曲目はちちんぷいぷい。
 22曲めはVTRで登場のエレカシ宮本浩次とのデュエット、獣ゆく細道。宮本の画面からの圧がすごかった((´∀`))このMVの比じゃないです。
 それが終わるやすぐに23曲めの目抜き通りが始まったのですが、、、なんと3人めのゲストはウルフルズのトータス松本本人でした(゚д゚)!たった1曲のためだけに登場してくれた。
 で24曲目ジユーダムを唄い、アンコールは25曲目はいはいと26曲目夢のあとで終了。
全て終わった後のエンディングビデオが丸の内サディスティックのEDダンスバージョンアレンジ。袈裟きた坊主と毛皮きた女性2人がキレキレに踊るビデオがまーたカッコイイんだ。極め曲を本番で歌わずMVに使うなんて、まさに不惑の余裕。
 感想はシンガー椎名林檎のライブというか、アーティスト椎名林檎的世界の体感につきる。椎名林檎は神輿に乗る御神体ですね。サウンドアレンジもビジュアル監修も、裏方がその椎名林檎的世界を実現することに特化していて、極端な話、椎名林檎が別人に入れ替わっていても、観衆は十分楽しめたはず(だって椎名林檎がしゃべったの、2時間弱のライブで全部で5分もありません)。
 しかし、椎名林檎的世界を体現させることに置き換えると、ライブ映像ながらビデオ🎥作品向けの演出でもある。ともかく椎名林檎のサウンドルーツがまるでわからないくらい、歌謡曲からイージーリスニングからヘビメタからクラシックからと、サウンドアレンジが1人の仕事と思えないくらい幅広かった。演奏者は2時間のライブの中でこんだけ音色がいろいろ広いとさぞ楽しいのではと推察。ライブチケット買えなくてもライブビデオを借りて視る価値あるよこのレベルなら
 
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